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板橋競馬倶楽部の出資馬を発表します

こんばんは。板橋競馬倶楽部です。

板橋競馬倶楽部が一口馬主を始めることは先日のエントリーでお伝えした通りです。

今回は我々の出資馬を紹介いたします。さっそくお披露目することにしましょう。

ノルマンディーオーナーズクラブに所属する父サトノアラジン、母キモンクイーン(母父クロフネ)の葦毛馬です。(デビューは今年ですが、名前はまだついていないため、「キモンクイーン19」と呼びます)

父サトノアラジンと言えばGI安田記念などを勝利した名マイラーであり、母キモンクイーンの父クロフネは芝・ダート両方で重賞を制覇した葦毛の怪物です。

本馬の選定にあたっては、板橋競馬倶楽部でも屈指の競馬知識を持つアンニュイ顧問、データ王のreaさん、板橋競馬倶楽部リーディング2020覇者のたかさんにご意見を伺いました。

複数の馬の中から候補を挙げていただいたのですが、なんと3名ともこの「キモンクイーン19」を指名。満場一致の結果となりました。

母キモンクイーンは地方競馬(浦和)で1勝のみと競走実績に乏しいが、半兄にラブイズブーシェ(函館記念)他、中央勝ち馬が複数いて、血統的なポテンシャルは秘めている。(アンニュイ)
血統の近い位置には現代にマッチした血で、奥には日本に根付いた血で構成されており、競馬場を問わず走れる下地があると言える。(rea)
本馬はキモンクイーンの4番目の子、昭和生まれの皆様にはお馴染みの「北斗の拳」でいうケンシロウ的なポジションとしてこの世に生を受けています。いつの時代も4兄弟は末っ子がいちばん強いって決まってるんです。(たか)

どうです? 倶楽部が誇る競馬王の3名が自身の競馬人生を賭けて指名しただけあってコメントにも自信にみなぎっていますよね。

ところが、本馬は7月に400口の募集を開始したにもかかわらず、まだ150口以上が残っている状況。未来のGⅠホースなのにこんなに売れ残っているのはなぜなんでしょう?

実は、本馬はノドに疾患を抱えているそうなのです。ノドの内視鏡検査を行ったところ、DDSPとAEという疾患があるのだとか。そのことを詳しく書かれているnoteがありましたので、詳細はこちらをご覧ください。

サラブレッドにとってノドの疾患は致命的なものです。本馬も当初はJRAが1,155万円で購入して育成したにもかかわらず、ノドが懸念されたのか600万円でノルマンディーに売却されたという経緯があります。

「本当に大丈夫?」という声が聞こえてきそうですが、何を言ってるんですか? 何も異常がなければ本馬は倍以上の価格で売り出されていたでしょうし、人気で買えなかったかもしれません。

それぐらい血統的にはすばらしいものを持っている馬です。不動産に例えるなら都心の駅前にあるボロボロの雑居ビルです。どや、だんだんピカピカに見えてこーへんか? なあ、将来価値を見出して投資するのが不動産屋ちゃうんかい? おおう!?

少し興奮してしまいました。しかし、疾患があるからと言って絶対にダメというわけではありませんし、成長とともに解消する可能性もあると聞きます。それにあの三冠馬デアリングタクトを見出したノルマンディーオーナーズクラブの眼力は確かなものです。

これを読んでいる皆さんもぜひ「キモンクイーン19」の一口馬主になって、我々と一緒に本馬の成長を見届けませんか? 費用などの詳細はノルマンディーオーナーズクラブの公式サイトをご覧ください。


特別企画 識者が語る「キモンクイーン19」の魅力

アンニュイさん(板橋競馬倶楽部顧問)
母キモンクイーンは地方競馬(浦和)で1勝のみと競走実績に乏しいが、半兄にラブイズブーシェ(函館記念)他、中央勝ち馬が複数いて、血統的なポテンシャルは秘めている。
父サトノアラジンは数あるディープインパクト×ストームキャットの種牡馬の中でもリーズナブルな種付け料で供用されているが、活躍馬の多数出ている母系の底力から種牡馬としても高いコストパフォーマンスが期待される。
本馬は母8歳時の出生、4番仔と理想的。兄姉は地方中心で走っているが、一つ上の半姉(父ネオユニヴァース)が中央の芝で1勝している。サトノアラジンの血でよりスピードを取り込んだ本馬には芝でさらに上を目指す期待が高まる。
馬体は芦毛ながら筋肉のメリハリが目に付くなかなかの好馬体。歩き方も高い柔軟性を感じさせる。
柔軟性というより馬体がまだゆるゆるなだけなんじゃねえのとか、内視鏡検査で喉がどうのこうのとか、JRAが1,155万円で仕入れて育成した馬が600万円で売却されたのやっぱりおかしくない?とか、まあそういう細かいことはお酒飲んで忘れて、ね。

reaさん(板橋競馬倶楽部データ王)
本馬の父サトノアラジンは今年産駒デビューの新種牡馬。G1勝ちは遅かったものの、3歳春先の段階でもそれなりの成績を残しており、母父ストームキャットの血統からも、仕上がり早な産駒が出てもおかしくない。種付け数は100頭弱、料金も100万円で安定推移しており、デキが悪ければすぐに見切られる種牡馬業界でも評価されていると言え、ニュージーランドにシャトルもされている。
母父クロフネはクロノジェネシス&ノームコア姉妹の他、レイパパレも出ており今が旬。更にその奥は日本の在来血統で固められているが、一族のナカミサファイア、ナカミジュリアンはいずれもオークス2着、後者はエリ女3着もある。また母キモンクイーンの兄弟にはDr.コパの馬で函館記念を勝ったラブイズブーシェもいる。
血統の近い位置には現代にマッチした血で、奥には日本に根付いた血で構成されており、競馬場を問わず走れる下地があると言える。
実際調教を見てもまだ緩いところがあるにも関わらずウサインボルトより速いし、きっと寝起きのディープインパクトよりも速い。喉にハンデはあるようだが、期待の一頭である。知らんけど。

たかさん(板橋競馬倶楽部リーディング2020王者)
少しだけ喉に不安があるというだけで我々はサトノアラジン産駒の将来有望な牡馬に出資することに成功しました。本馬はキモンクイーンの4番目の子、昭和生まれの皆様にはお馴染みの「北斗の拳」でいうケンシロウ的なポジションとしてこの世に生を受けています。いつの時代も4兄弟は末っ子がいちばん強いって決まってるんですね…。「馬体を見る限り明らかに緩い」とか「育成のスピードが遅い…」といったマイナス要素はなんだっていいんですよ。馬は走ってみるまで分からない!株は買わなきゃ利益が出ない!僕が言いたいことは本馬が新型コロナで混沌とした世紀末のような雰囲気になってしまったこの世界の救世主になり得る存在である事と6368オルガノが半導体の製造過程で必要不可欠な純水製造装置に強いから年末までに1,000円は上昇するということです。

デンジマンさん(板橋競馬倶楽部スペシャルアドバイザー)
左後ろ脚を下げてるのでたぶん先行馬になりやすいです。所属先の牧厩舎は逃げ先行馬を作るのが上手いので良いかも。ただし同厩舎は騎手のチョイスはかなり悪いです。気になる点と言えば、右前脚繋ぎがちょっとこわいかな。歩様は柔らかくて良いですね。痛そうにもしてないしとりあえず問題はなさそうですよ。


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