見出し画像

失敗は学びを得るためのもの

転職して約半年。
これまでのシステム屋としてなら1か月から3か月もあれば自分の立ち位置が明確になってきて、「ああ、この誰もやらなさそうなスキマを埋めればいいのよね?」とか「プロパーさんが仕切れないなら、この人フォローしつつ他のパートナーさんもある程度まとめればいいんでしょ?」というのが見えてきて、そこそこ「頼ってもらえる」状態を作れてきてた。

今回は職種そのものも変えちゃったことでなかなかそういう状態に持っていけてなかったのがとても苦しかった。
でも、この5か月で周囲のメンバーの立ち位置などもわかってきたし、自分のこれまでの経験をどういうサービスに活かせばいいのかというのも見えてきたのでやっと「頼ってもらえる」状態を作れてきた感じがする。

最近この「PDCAマネジメント」を読んでるなかで、どうやって「頼ってもらえる」状態を作るのかが言語化出来るような気がしたので、まとめてみようと思う。

この本はいわゆるPDCAってのが勘違いされて古くて使えないものになっちゃってるのよね?というのをもう一度掘り起こして振り返って、やっぱPDCA大事じゃん?というのを再認識してもらうような内容になっているとおもう(まだ前半しか読んでない)

その前半を読んでて「あっ!」となったのが、タイトルに書いた「失敗は学びを得るためのもの」と、そこでセットになっているもう一つの言葉。

個人や組織ってのは、色々何か新しいことやなれないこと。ジョブチェンジや新規事業立ち上げなどで必ず「失敗」はするものなので、失敗そのものを恐れてちゃダメなので、「学びを得るため」の先行投資という考えはある程度必要だと思う。

ただ、先行投資したものをどう回収するか?という考えが大事。
それがこの本にもセットで書いてあった「失敗から学んだものだけが成功する」なんだと思うのよね。

転んでもタダでは起きないという言い方があるけど、失敗してもそれをどうやって次に活かすのか。次に活かすための効果を引き出すためにはどういう対策が有効なのか?というのを感覚的にも理論的にも捉えられていないと「学び」には繋がらない。

瞬間的に感覚で分かったものを、理論的に整理して次に繋げる。
この辺りも含めて残してやらないと組織の学びには繋げにくいんだろうな…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?