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古いパソコンやシステムって何が危険なの?

「まだ動いてるし、大丈夫だよね?」と、古いパソコンやスマホを使い続けている方も多いかもしれません。
でも、実はこれ、ちょっと危険なんです。
今日は古いパソコンやシステムを使う上で注意してほしいことをお話しします。


サポートが終了するから


パソコンやスマホを作っているメーカーは、すべての製品をずっとサポートし続けることはできません。
だから、ある程度の期間が過ぎると「この製品のサポートは終わります」と発表されます。
このサポート終了が何を意味するかというと、新しいセキュリティの対策が提供されなくなるということ。
つまり、新しいウイルスやハッキングなどに対して無防備になってしまうということなんです。

メーカーが買い替えてほしいから?


「サポート終了って、ただメーカーが新しい製品を売りたいからでしょ?」と思うかもしれませんが、それだけではありません。
実際には、古いパソコンやスマホは新しい技術を取り入れるための能力が不足していることも多いです。
新しいソフトウェアやアプリがうまく動かないことも増えてきます。

パソコンは5~10年、スマホは2~5年が目安


では、どのくらいで買い替えるべきでしょうか?
パソコンの場合、一般的に5~10年が目安です。
長くても10年使うと、性能が追いつかなくなり、新しいソフトが動かないことが増えます。
スマホの場合はもう少し短く、2~5年で買い替えを検討するのが良いでしょう。
特に、メジャーアップデート(大きな性能の更新)とセキュリティアップデート(安全対策の更新)が受けられなくなった時が、買い替えのサインです。

実際にどんなトラブルが起きる?


では、サポートが終了したパソコンやスマホを使い続けると、どんなトラブルが起こるのでしょうか?
一つは、動作が遅くなり、カクカクした動きや待ち時間などが増えるということ。
特に、最新のアプリやソフトウェアを使おうとすると、うまく動作しないことがあります。
また、セキュリティ面でのリスクが大きく、ウイルス感染や情報漏洩の危険性が高まります。
最悪の場合、大切なデータが消えてしまうことも…。

古いパソコンやスマホを使い続けることにはリスクがあるため、サポート終了のタイミングや動作の状態を見て、早めに買い替えを検討することが大切です。
安全で快適なデジタルライフを送るためにも、定期的な見直しを心がけましょう。



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それではまた。
みゆき


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