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otonoha子どもミュージカル 本番!

10月8日、9日にotonoha子どもミュージカルが本番を迎えた。

はじめましての子供たちと二日間でミュージカルをつくりあげる。

半年かけて練習してきたものの本番でもあった。
そんな日の振り返り。

はじめましてのみんなと

1日目に子どもたちと初めましてをした。
これから一緒にミュージカルをつくりあげていくメンバー
色んな子が集まったけど、みんなが楽しくて心地がいい時間を過ごしてほしいと思った。
はじめましての緊張感はほどほどに時間とともに打ち解けていった気がする。

表現してみる

一日目にはダンスや歌を練習するだけではなく、そのウォーミングアップを行った。それぞれ円になってやれる人からダンスや歌をやっていく。私は、このダンスの方のファシリテーターを担当した。こういう場があっても前に出ることができなかった私が、気づいたらやると言っていた。ここで気を付けたことは、それぞれのタイミングを上手く見計らうこと。曲が流れ続ける中で順番に踊ってもらう。正直いつでも手を挙げられる子と、キャストが一緒にやろうと誘ってやっと手を挙げてくれる子がいる。そんな子たちが同時に手を挙げたとき、私は後者を指すようにしていた。これが不平等だと言われたらそうかもしれない。でも次にその子が手を挙げてくれるかわからないけどその子にも前に出てみてほしかったのだ。少しステージの広さに対して人数が多かったなとか色々反省はあったけれど、きっとみんな楽しんでくれたみたいだからよしとしよう。歌の方は、私もめちゃくちゃ苦手だから近くにいる子に積極的にやろうと声をかけてみるようにしていた。
最後に、アートを通して表現するということもやった。私は一人の子と主に一緒にやっていた。お題に対して一生懸命書いていた姿がかわいかった。

OLA!

私は、ダンスチームだったから「OLA!」の振付をみんなの前で教えた。(二日目)この時、時間がない中で丁寧に教えることを意識しつつ、みんなが覚えやすいように振付を言葉にするようにした。正直、ここら辺は一緒にやってくれたももこがいたから成り立ったのだと思う。私がマイク持ってるとふりを完璧にできないからももこにやってもらうことを途中から勝手に始めたのに対応してくれて本当に助かった。しかも、私はダンスを覚えるとき目で見て身体で覚えるタイプだから言葉にするのが苦手で、それをもとの動画を参考にしつつももこの力を借りることで実現できた。

一人一人と向き合ってみる

2日間、目の前にいる子と全力で向き合うことにした。お話してくれようとしてくれることを聞いてみたり、どう~?って聞いてみたり。遠くで一人でやっている子に一緒にやろうって言ってみたり。ありがたいことに、お姉さんをしてくれてる子にありがとうを言いつつ1人にしないようにしてみたり。お疲れな子とは疲れたよね~って話をしてみたりした。ダンスや歌の時わからなくなってる子に真似して~とか大丈夫だよ~って伝えてみた。

沢山の葛藤

私は2日間、いやなんならキャストしている間ずっと色んな葛藤をしていた。ミュージカル、ダンス、歌の経験者がたくさんいて、みんな覚えるの早いし魅せ方がわかっている。それに、本当にこれは努力してこずにここまで来てしまった私が悪いのだけれど、ダンス中に笑うのが苦手(フラメンコやってる10年間もずっと言われ続けてきた)それも頑張らなきゃって結構必死だった。ダンスや歌は好きだけれどうまい人がたくさんいる中で、自分に対して何度も嫌になった。ある曲で最終的には1人で踊らせてもらうことになった。(なんていうかわからないけど)こういうダンスやりたいんだよな~ってダンスをやらせてもらえて嬉しかった。ただ、やっぱり何回もこれでいいかなって葛藤をした。
それだけではなく、子どもたちと関わる場面でも。この人みたいに明るく元気に、はできないな~ってどうしても思ってしまったり、気配り足りてないな視野狭いなって思ってしまうことが多々あった。
結局、一人一人とゆっくり時間がつくれた気がするからよかった。

再認識

私はこの2日間を通して、改めて自分が子どもたちと関わることが好きで幸せなのだと気づいた。この半年の間でも親と色々あり、お前には無理だと言われてから(何度目だというのに今でも傷ついてしまい)自信がなくなっていた部分がある。まだまだ至らない部分はたくさんあるけれど、私は子どもと関わることがやりたいのだと改めて認識できた。
そんな風に思わせてくれたあの場に感謝。

この2日間、そして半年間は私にとって気づきが多い大切な時間だった。
出逢ってくれたみんな本当にありがとう。
キャストの人たちとは特にこれからも繋がりを持ち続けていけたらなと思っている。
正直みんなのことまだまだ知り切れていないからもっと教えてね。



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