マーケティング ネーミング

今回会社で出す新サービスに、僕が名前を付けることになった。

ネット上で参考になった記事をまとめる。



シンプルで発音や綴りが容易なこと

読み難いブランド・ネームは、特に市場導入時に多くのマーケティング・コストを必要とする。発音や想起を簡単にするためには、リズムの良いネーミングが望ましい。頭韻(子音の繰り返し)、類韻(母音の繰り返し)、アクセントのある音節パターンを繰り返す、擬声語を使う等、知覚ポイントを意識して設定されているネームも多い。

■具体例:コカ・コーラ、カルカン、D&Dなど



親しみやすく意味があること

生活者に記憶され易い様に、元々意味がある表現と組み合わせて制作することも有効である。人、事物、動物など既に生活者の記憶に刷り込まれている名称を活用することで、記憶・想起し易くなる。但し、市場をスイッチする・拡張する場合には上記の意味性が逆に弊害となる(利用している名称のイメージに引きずられ過ぎる)こともあるので注意が必要である。

■具体例:クリアクリーン、Gショックなど



導入期のブランドの場合、その普及を早める為に、「企業名+ブランド名」が合わさった形(例:アサヒビール商品など)を採用するケースも多い。この場合、既に保有している企業の”信頼性”を利用できるが、良くも悪くも、ブランドからの企業への影響度も高まるため、尚更”命名リスク”も高くなってくる。



差別化され、目立ち、ユニークであること

生活者が他ブランドとの違いを認識するためには、ブランド・ネームにも差別性が有る事が望ましい。特色が有る分、商品情報を覚えて貰い易い。但し、バックボーンがほとんど無いキーワードになりがちなので、カテゴリー内で信頼を勝ち取らないとブランドの価値向上には繋げにくい。

■具体例:アップル、トイざらスなど



1)覚えやすい

「シンプルイズベスト」というように、

やはり人の記憶に残りやすいのは、

短く、覚えやすい言葉であることは欠かせません。

(2)口にしやすい

これも(1)と同様で、

人から人へ伝わるものというのは、

言いやすさ、口にしやすさは

大切なポイントです。

ネーミング候補がいくつか決まったら、

実際に口に出してみて、

「言いやすい」名前を選ぶことです。

「『もしドラ』って知ってる?」

とっても言いやすいですよね。

日本人が口にしやすい一例としては、

韻を踏んでいるものだったり、

略語にしやすかったり、

三拍子だったりします。

(3)聞いたことがない

言葉は組み合わせ次第で

無限に生み出すことはできますが、

「どこかで聞いたことがある」

ような組み合わせよりも、

「今まで聞いたことがない」

表現の方が(1)(2)を満たしているのであれば、

より強力なヒット要素になります。

ヒットネーミングをつくるポイントは

たくさんありますが、

最低限この3つは外して欲しくないので

ご紹介しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?