「並んでも買えない」マーケティング
今思えば、「何であんなに欲しかったのだろう?」ってものがいくつかあった。
小学校の校門の端で、おじさんが売りに来ていたカラフルな「ヒヨコ」もその一つだった。
色が付いていない黄色のままのヒヨコの販売時もあったが、なぜか、カラフルなヒヨコにだけ興味がわいた。バカな小学生だった自身は「こういうヒヨコが産まれてくる」と真剣に思っていた。
とにかく様々な色の中でも、とりわけ青いヒヨコに目がクギ付けだった。
近所の「ミノル君」の家で購入され、その青色のヒヨコは飼われ始めた。