歩くだけで異国体験!!ハノイの交通事情
こんにちは。、3度目のベトナム(ハノイ)に出張しており、現地の生の状況を連載させていただいているこの企画。
今回はスリル満点!!ハノイの交通事情をご紹介。
ただ歩くだけで異国体験!!ハノイの交通事情
まず、これがハノイの大通りの様子です。
片側四車線、とても広いですね。
って、それより驚かされるのが交通量。1車線1台なんてルールは、ハノイにはありません。車・原付きともに我先にと隙間をぬうように車両が行き来します。
これなんて、もう事故が起きる直前の映像に見えますよね?!でも、通勤ラッシュ時は、これが普通です。
さらに驚かされるのが、この中を人が普通に歩いて渡ります。実際に上の写真では、奥の青い看板から歩いて渡り終えた後に撮影しています。
(最初は命の危険を感じましたが2,3日もすれば日常になるから人間の適応能力って凄いですね)
観光地ともなると、こんな混雑も日常茶飯事。この隙間を人が歩くのは日本では考えられないですね。
一般人の足はバイク(原付き)
写真では多く原付きを見ることができると思いますが、一般階級のほとんどが原付きで、車は主に上位階級とタクシーだけだそうです。
なので、道路は常に大量の原付きが行き来し、しかも車の隙間をぬうように我先へと進んでいきます。
そして原付きを通していたら、前に進めない車たちも負けてはいません。車線なんて100%無視で車も1台通れる隙間があるか・ないかのギリギリさえもチャンスとして割り込んでいきます。
日本では危ない時の警告としてクラクションを鳴らしますが、ハノイでは自分が道を通る存在証明として鳴らすので、常に四方八方でクラクションが鳴りまくっています。
そんな状況なので朝と夕方の通勤ラッシュ時はどこも大渋滞。実際、夕飯に誘われて乗ったタクシーでは、10キロ以内の目的地にたどり着くのに30分以上かかりました。
大通りの裏には、別世界が…
もう1つ、ハノイの道路事情で驚かされるのが裏通りです。
これは私が泊まっているホテルと、その前の大通りの写真です。
このホテルの真横に細い道があり、ホテルの裏手に回れます。
そこに広がっているのは…
なんと、このように整備されていない道路と街並みが広がっているのです。
更に驚かされるのは、この道の先に広がっている景色。このように露店や市場が!!
ちょっとグロテスクなので、あえてブレた写真にしていますが生肉を切って、捌いて売っているのも日常です。
先程の国際的な雰囲気のある建物と道と横並びの道路で、この差は想像もできないですよね!?
一緒に仕事をしている現地のメンバーに聞きましたが、このような裏通りは、自分が住んでいる地域意外はどうなっているか、ほとんど誰も把握していないそうです。
地図のない世界。まさにディープタウン…おそるべし。
汚いだけじゃない。そこには隠れた名店が!!
このような道路や露店を見るとマイナスイメージを持つ方が多いかもしれませんが、決してそうでない魅力もあります。
隠れた名店がたくさん眠っています。
たとえばこれ、旧市街のひと目につかない場所にあるお店。こんなディープな場所を歩いていくと・・・
なんともコーヒーショップが!!
しかも、超オシャレなエッグコーヒー。味も絶品です。
日本にはない異国の景色をお届けしてきました〜
どうでしたか?!
まさか外の道を歩くだけで異国とスリルを体験できるなんて、誰が想像したでしょう?
では、ディープつながりで次回は、ちょっとディープなハノイ環境の様子をお届けしたいと思いますので、こちらもお楽しみに〜