裏工作アルセウス構築論
はじめに
お久しぶりです。初めましての方はこんにちは、りんです。
スターバース発売前までに、この記事を仕上げることを目標にこの何日か過ごして参りました。
今回の記事は、僕が考えるアルセウスVSTARというポケモンの解説とその強みを最大限に活かした構築を全文無料で掲載したいと思います。
無料なので少しだけ宣伝をさせてください。
2020年10月から現在に至るまで、オンラインサークル「りんのポケモン通信」を月額会員制で運営しております。discord内での通話やチャンネルを活かして日々考察、研究をしています。
今回の構築ももちろんのこと、メンバーシップ限定で色々な取り組みをしております。
その「りん通」の主な対象プレイヤーですが、
•競技プレイ初心者。
•調整環境が乏しい、存在しない方。
•構築の理論を知りたい方。
•プレイに対しての議論を深くしたい方。
になります。
主に初心者、中級者が対象のサークルです。
現在30名ほどで活動中です。
気になる方がいらっしゃいましたらDMにてご連絡お待ちしております。
よろしくお願いします。
では、本文をどうぞ。
アルセウスVSTARの強み
僕のデッキ作りの基本は、メインのポケモン(カード)を知ることから始まります。
核となるカードの特徴を言語化する事で構築のブレを無くすことが非常に重要だと考えているため、強みと弱みをしっかり理解した上で考察を進めていきます。
※ポケモンカードは一本勝負ですので、”弱みを消す”より”強みを活かす”方が構築としてのまとまり•再現性は高くなるため、今回は強みについて主に触れていきたいと思います。
さて、その強みは主にこの2点です。
HP280でありながらサイドが2枚しか取られない。
→このVSTARルールによって耐久という方向性での構築が可能になります。
HP280でこのルールが適用されてしまうと非Vのデッキはかなり厳しい試合展開を求められます。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのオルタージェネシスGXに苦しめられた非Vですが、非V側からすると基本的にオルタージェネシスGXの返しのターン、先攻3ターン目or後攻2ターン目に、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXをワンパンで倒すことが出来れば試合展開としては上出来でした。
見方を変えると、オルタージェネシスGXの宣言のターン、280の要求を出すための準備する時間が、1ターン存在したわけです。
アルセウスVSTARですがダブルターボエネルギーにより、この時間を与えることなく先攻2ターン目or後攻2ターン目から、相手の準備中のポケモンを倒すことができます。
これによりHP280を出す要求が満たしづらくなり、倒したとしてもサイドは2枚しか取れないため、オルタージェネシスGX同様の効果を得られると考えています。
※厳密にどちらが強いか等の判断はカードプールが違うためここではあくまで比較対象として捉えてもらえると幸いです。
2ターン目の安定感、再現性がVSTARパワーによって
担保されている。
→リセットスタンプがレギュレーション変更により使えなくなった環境では、序盤や中盤までにどれだけ理想の動きをし、盤面を展開するかが勝負の鍵になると考えているため、2ターン目の重要なターンでの、このVSTARパワーは非常に有効であり、しっかりと試合展開をイメージしながらデッキ構築することが可能になります。
この考察を軸に構築をしました。
デッキリスト
デッキコード
5kVkvv-GPArgV-FkVkkF
デッキコンセプト
•サイドを2-2-1-2で押し付けていく間に
2-2-2or2-1-3でサイドを取りきる。
→スイクンインテレオンのような動きを想像してもらえればわかりやすいかと思います。
1体目のアルセウスVSTARが生存すればするほど勝率は上がります。
特に難しいことはありません。アルセウスで殴ってアルセウスに加速。これを繰り返しタイミングがあればインテレオンでアクアバレットを起動してください。
ミュウVMAX対面について
各カードの解説に入る前に、皆さんが気になっているミュウVMAXについて解説していきたいと思います。
既存のミュウVMAXは先攻はもちろんのこと、後攻からも210打点以上を出してくるとても理不尽なパワーを持っている史上最強のデッキです。
先攻のパワーに押し負けるならまだしも、後手から盤面を崩壊させられて負けるのをただ傍観するのは腹が立ちます。
そんな僕がミュウVMAXに抗うことが出来るデッキのポイントとしてあげるのが、
①後1メロディアスエコーではサイド1のポケモンしか取らせない。
②ミュウVMAXに対する対策は1つではなく同時に
複数個の対策を施す。
これが可能なデッキです。
そして、この裏工作アルセウスはこの2つが可能です。
構築の基盤の裏工作はこの①を解決するために採用しました。もちろん裏工作自体のポテンシャルの高さも評価していますが、採用理由としては主にミュウVMAXに勝つためでした。
次に②のミュウVMAXへの対策を重要度順に記載していきます。
対策その1
•HP280を三体押し付ける
→ミュウVMAX側の280到達要求は、「210+30+30+30→バフアイテム3枚要求」
「メロディアスエコー→フュージョンエネ4枚要求」
と、そこそこ高いです。がしかし、ミュウVMAXはこれだけのことでは微動打にしません。フュージョンシステムやスマホロトム、ウッウロボを駆使し簡単に突破してきます。
ここに重ねがけをしていきます。
対策その2
•大きなお守り、頂への雪道の採用
→先程のHPにプラスでお守りをつけることによりさらに1枚要求枚数を増やし、雪道で蓋をします。
もちろんこちら側の要求も上がっていますが、それを解決するのがうらこうさくと、スターバースです。
対策その3
・サイド2枚以上取られる負け筋のポケモンを採用しない
→クロバットVを採用したい気持ちは山々ですが、構築単位から対策しなければこの構築のコンセプト自体が揺らぎかねないので不採用にしています。
この3つの対策を複数個同時に仕掛けることで、ミュウVMAXにサイドを2枚取られないor1枚しか取られない状況を作り出すことができます。
それにより、ミュウVMAXに対しては高い勝率を叩き出すことが可能になりました。
採用理由
主なカードの採用理由を簡潔に記載していきます。
•アルセウスライン 4-3
メインアタッカーであるため基本のVと同様の採用枚数です。
•うらこうさくライン 4-3-2-1
枠の関係でジメレオンが3枚になっています。インテレオンは基本うらこうさくをメインに進化していくのでシューターはおまけ程度の感覚です。
非V相手に対してはもちろんのこと、多くのタイミングでアクアバレットが強いので積極的に狙ってください。
•バケッチャ
先攻2ターン目の相手の雪道の対策として採用しています。いにしえの墓地を割るカードとしても役割を果たします。
•頂への雪道
ミュウVMAXだけでなく、ミラーの先攻2ターン目にも強いカードなのでしっかりサイド落ちは確認してください。
•チェレンの気くばり
ミュウVMAXが取りこぼしたサイドをしっかり回収する事で、じょうねつのしずくでの負け筋を消します。
非Vに対しては、アクアバレットとこのカードを挟むことでほぼ完封できると考えています。
最後に
内容についての質問は、答えられる範囲でしっかりお答えしますのでなんなりと、りん@w_rinchan のDMにお越しください。
本記事は有料にするか無料にするかかなり迷いました。
しかし去年は僕の記事をはじめとし、ツイートのいいねや拡散をしてくださる皆様のおかげでとても有意義に過ごす事が出来たので少しでもその恩返しになればと思い、無料にしました。
もし宜しければこの記事のツイートのいいね、RT等の拡散
是非ともよろしくお願い致します。
今年も日々精進し続けていきますので、今後ともりん、そして、りんのポケモン通信をどうぞよろしくお願い致します。
添削をしてくださった皆様、宣伝用の画像を作成したくださった方、誠にありがとうございます。
宣伝用の画像を最後に添付させていただきます。
画像はちょっとした冗談です。
りん@w_rinchan
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