手をついて立つと、体軸が無くなる??

イス軸法のYouTube動画の中で、手をついて椅子から立ち上がると、せっかくイス軸法で調整した体軸が一瞬で崩れてしまうシーンがよく出てきます。

それを見て、
「日常生活で体軸が崩れてしまう動作は他にありますか?」という質問をよくいただきます。


ほとんどの方は、体軸がありません。
体軸がない状態で日常生活を送り、スポーツトレーニングを行なっています。

それにより、体軸が無い(バランスが悪い)状況下での、筋肉の使い方、関節の動かし方が、"癖"として染み付いてしまっています。

何故、手をついて椅子から立つと体軸が崩れてしまうのかと言うと、皆さんの癖が出てしまうからなのです。

体軸が無かった時の、身体の癖。


癖が無くなるのには、少し期間が必要です。
癖が強い方ほど期間は長くなるかもしれません。
子どもなどは、あっという間に体軸に順応します。

私がパーソナルレッスンにおいて見ている限りでは、正しいイス軸法を毎日続けてくれている方は、だいたい3ヶ月から半年くらいで癖がかなり減り、手をついて椅子から立っても体軸は崩れなくなっています。
(パーソナルレッスン3〜5回程度)

癖がなくなり体軸が定着すると、どんな日常動作を行なっても、体軸は崩れなくなります!


3ヶ月から半年が、長く感じる人もいれば、短く感じる人もいるでしょう。

そもそも体軸とは、プロのトップアスリートでも理解できないような、とても難しい感覚。

難しい感覚ですが、一度覚えたら一生モノ!!

体軸は、生涯に渡って皆さんの身体を支えてくれるパートナーになります。✨


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