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VPoE 近藤俊太郎 自己紹介 Vol.3 ~銀行システムで3ヶ月間、テスト地獄。。。

こんにちは、アイスタイルの近藤です。

前回は自己紹介Vol.2「新卒は「SE」?」ということで、新卒をどうスタートしたかの序章を書きました。今回はその続きです。(どれだけ自己紹介で引っ張るんだと言われそう。。。笑)

「文系システムエンジニア(SE)」とか「なんでNECに入社したのか?」というお話しでしたが、具体的にどんな仕事をしたのか書いてみます。

銀行の「勘定系システム開発」担当

こんな風に書いて通じますでしょうか?笑

ざっくりというと銀行を運営するために必要なシステムを作っていました。「みずほ銀行」ってありますよね?あそこは20年前に3つの巨大銀行が合併して誕生しました。新卒入社した年が合併1年目だったんですが、連日システム障害で大きな社会問題になってましたね。(ちょっと前にもそんなニュースが流れてましたが比にならないくらいの規模で。。。)

なので、「金融システム」の担当になったと友達に話すと

「お前、大丈夫か?」

とよく言われました。

で、配属ですが同期が900人もいれば、配属先なんてコントロールできるわけもなく、否応なしに配属先が発表されていきます。

配属部署は単体プロジェクトで1000人超えの巨大プロジェクト。それなのにNEC社員は100人しかいない。そんなところに、同期が30人も配属される状況。さらに、プロジェクトのリリースまで1年という超大詰め。

つまり、最終段階のテストをするために兵隊として送り込まれたということですね。(巨大システムのリリース直前の緊張感を知っている方なら、どのくらいヤバいプロジェクトかご想像できるかと思います。。。笑)

案の定、朝から晩まで毎日テスト。

幸か不幸か「預金」など生活者として一番身近なシステムチームだったのですが、テスト機のATMとパソコンを行ったり来たりの3ヶ月間。テストの日々を送っていたある日、突然課長から呼び出されたのですが、続きは次回!笑

【オススメの一冊】ザ・ゴール

記事に関連した「オススメの一冊」も定期的に紹介してみようと思います。(最近はめっきり減っちゃいましたが活字中毒です。笑)

20年以上前に発売された本ですが、今読んでも気づきの多い一冊です。(NECに入社したときの社長が帯を書いて絶賛してました。笑)モノづくりをしている「工場」が舞台になっているので一見関係なさそうですが、業務プロセスには必ず悪さをしている「ボトルネック」があるという概念はシステム開発をするときにも大いに役立つ概念です。

小説仕立てなので読みやすいのですが、めちゃくちゃ分厚いので見た目に負けちゃう方もいそうなので、そういう方はコミック版もおすすめです。要点はしっかりとおさえられていますよ。

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