マネージメントの共通言語を作ろう!ラウンドテーブルディスカッション
こんにちは、アイスタイルの近藤です。
突然ですが、皆さんは「kindle派」ですか?僕は紙の本派です。
kindleは持ってますが、もっぱら漫画専用です。やっぱり行ったり来たりしながら読みたい「ビジネス書」は紙から脱却できません。笑
高校時代の「課題図書制度」で読書習慣
スマホのせいで読書量が減りました。(ただの言い訳です)数年前までは年間500冊読んでいました。そんな僕も、高校まで全く本を読みませんでした。
でも、高校で定期テストごとに本を読まされる「課題図書制度」がありました。それが現代国語のテストの30点分(=赤点を逃れられる水準。w)出題される制度だったので、読まざるをおえない。。。
はじめは強制的でしたが、そんなことを3年もしているといつしか習慣になるもんです。今でも通勤時間が大事な読書タイムです。(これもリモートワークによってまた変化が起きてますが。。。)
マネージメントで共通言語を作ろう!
さて、今日の本題です。アイスタイルでは昨年末からマネージメント向けに新たな取り組みをスタートしました。題して
「ラウンドテーブルディスカッション」
社員は1000人を超え、管理職も100人以上。こうなるとこれまでみたいに「ツーカー」というわけにはいきません。そうなると「マネージメントにおける共通言語」が必要になります。
これまでにもいろいろな取り組みをしてきました。年2回のマネージメント合宿もしました。そのときに、たまたま「V字回復の経営(三枝匡)」をマネージメント全員で読んだのですが、それが意外とよかったんです。
「そういえば、V字回復に書かれていたこれって使えない?」
みたいな感じで。この経験を拡張して、マネージメントに意識してもらいたいことを「課題図書」を通じて、考えるきっかけを作ろう!というのが「ラウンドテーブルディスカッション」です。
明日からできることを見つける
5名一組のグループを作り、VPがファシリテーターとなり、課題図書を通じて得た気づきを共有し合います。同じ本なのに、気づきポイントや捉え方が違ったりと一人で読んでいるときにはない広い気づきを得ることができました。
でも、大事なルールがあります。
ディスカッションの中で答えを見つけることはしない
ということです。どうしても、会社の課題(愚痴も?笑)を話し合いたくなりますが、そうではなくて共通言語を通じて
明日から実践できることを見つける
ということにルールです。グループで課題解決できたらベストですが、参加メンバーも新任マネージャーから本部長まで幅広い。だからこそ、答えを見つけるのではなく同じ視点から「自分なら何ができるか?」を見つけよう!という取り組みです。(もし、課題が出たら、VPが持ち帰ることにしています)
結果はいかに!?
昨年12月に1回目が開催されたばかりです。
この取り組みがどのような展開を見せるのかはこれから次第ですが、やるからにはしっかりと「継続」する!どのようにすれば血となり肉となるのかを見つけ出していくのが重要ですね。
いつかこの取り組みがアイスタイルだけではなくて、いろんな会社でも実施されるような洗練された仕組みにできたらいいなあと思っています。
【課題図書】他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論
で、初回はこちらが課題図書でした。
個人的には
権力を自覚すること
このキーワードを意識して、日々のコミュニケーションをしていかなければなあと自戒の念。わかっているようで、意外と意識が希薄化してしまうポイントですね。
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