“ユーザーのプロ”としての自覚 ブランドソリューションを通した顧客体験への探求
今回は、2022年12月にブランドソリューション部門に中途入社した井ノ口さんにお話を伺います。
なぜアイスタイルに入社したのか、そしてこれからどんなキャリアを描こうとしているのかを過去から現在、そして未来という視点から紐解いていきます。
キーワードは「ユーザーのプロ」です。
もっとユーザーのことを知りたい
ー井ノ口さんはアイスタイルに入る前に何をやってたんですか?
新卒でWEB系の広告代理店に入社して、ブランド向けのSNSを活用した短期・中長期の売上獲得のためのコンサル支援を行っていました。
大学時代はインターンシップでアフィリエイト記事のライターをやっていて、自分の記事によってユーザーの行動を変えられるという点に興味を持っていたんです。なので、WEB系の代理店に入ることでユーザー一人一人の行動を追いながら、どんなタイミングで何があれば、ユーザーの心が動き、行動が変わり、ポジティブな変化が生まれるのかを考えられるようになると思って入社を決めました。
ーそうだったんですね。入社後はどうでしたか?
仕事をしていく中で、定量数値を達成するために必要な分析や仕組み作りなど、いわゆる運用の知見というものが身についている感覚もあったし、実際に成果も上がっていきました。
ただ私としては、定量数値を追うだけでなく、その行動を起こした背景に興味があったのですが、そこは代理店という性質上、企業・生活者の間に挟まれて最適解を見つける仕事に限界を感じるようになりました。そしてよりユーザーの顧客体験を豊かにすることを軸にブランドと向き合い、仕事を出来るような環境を求めるようになっていきました。
ーそれでアイスタイルに入社したんですね!
そうですね。ただ最終的に決め手になったのはアイスタイルのVisionです。ユーザーファーストのようなVisionを掲げている企業は多くあると思いますが、アイスタイルは生活者を中心とした市場を創造することがVisionなので、あくまでも提供する先にあるのは市場なんだなと。クライアントとユーザーに挟まれるという感覚ではなく、一緒に市場を創っていく存在なんだなと感じて入社を決めました。
「ユーザーのプロ」としての目線が色濃く求められる
ーでは今はどんな仕事をやっているのですか?
ブランド向けのソリューション営業を行っています。例えば担当するブランドが新商品を出すとなると、逆算して3,4か月前からヒアリングを開始し、それに合うメニューを組み合わせて提案します。意識していることとしては、@cosmeを主語にするのではなく、ユーザーを主語にしながら提案をすることですね。
ー入社する前にやりたかった業務内容はできていると思いますが、
何か入社前と後でギャップはありましたか?
ギャップというか想像以上だったのは、@cosmeユーザーの事をたくさん聞かれるため、ユーザーの動向やトレンド・キモチを誰よりも理解した上で話さなければいけないということですね。ある意味、今まで代理店という立場では経験できなかった、ユーザーのプロとしての目線が色濃く求められることです。
例えば、これまでは「費用対効果の良い施策を教えてほしい」と聞かれていたのですが、今では「何がユーザーに刺さるのか」を聞かれるように変わりました。
ユーザーに何が評価されたのか、その際にどんな発話傾向があるかなど、ユーザー目線で語ることが求められているように感じます。だからこそ常にユーザー目線で考えておかなければいけないですし、新しい施策を考える際も、ユーザーメリットだけでなく、どんなユーザーにどんな行動をさせたいのかを意識して施策を組む必要があります。その結果、@cosmeだけの施策に閉じることなく、時には雑誌やSNSコラボなど@cosmeと他媒体を組み合わせた施策を提案することもあったのは意外でした。
あとは、サービスが本当に多岐にわたるので、目的に応じて施策を組み合わせて提案することの難易度が思ってたよりも高かったです(笑)
ー確かにそれは入社された方からよく聞きます!笑
実際に入社してからできるようになったことって何がありますか?
まだ1年しか経っていないのでこれからですが、単なる手法論の最適化ではなく、より物が売れる仕組みやユーザーのキモチに併せた複合的なアプローチを考えられるようになった気がします。@cosmeのメディア・店舗・ECもそれぞれユーザー層・傾向が異なるため、誰に対してどんな行動を促すのか、「@cosmeというマーケットをある意味の“市場”」と捉えて考える癖がついてきました。
@cosmeのいちユーザーとして
ーこれからやりたいことや次のキャリアでの目指しを教えてください。
根底にあるのは、自分自身も@cosmeのいちユーザーとして、もっと多くの人に@cosmeを活用してほしいということですね。そういう意味では今後、ユーザーにとことん向き合って、よりユーザーからの反響を近くで感じ、大きな座組を生み出す事をやってみたいです。
現在のソリューション営業では、「ユーザーのプロ」としてブランドと向き合ってきたことで、ユーザー目線で複合的に考える力を身につけられたと思っています。そのため、今度は@cosmeを使ってくれているユーザーが様々なブランドとの魅力的な出会いを創出する仕組みを考えていきたいです。ユーザーが今よりも@cosmeを活用してくれると、ブランドも@cosmeでもっと活動するはずなので、双方から@cosmeというプラットフォームを底上げしていきたいと思っています。
ーありがとうございます。
最後にこれからアイスタイルの選考を受けたいという方にメッセージはありますか?
化粧品業界の知識やリテール周りの事など全然詳しくなかった私でも、優しい先輩方が沢山いらっしゃるので安心してください!なぜ物が売れるのか、@cosmeという市場でユーザーの立場から複合的にマーケティングを考えたい方にはおすすめです!
アイスタイルでは、ビジョン実現を一緒に目指す仲間を募集しています。 世の中に新たな価値を創造する事業や会社づくりに、一緒に挑戦しませんか?
◇◆採用情報はこちら◆◇