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どこにいても仕事はできる

敷地内同居&市街化調整区域

今日は、趣向を変えて。
イシハラスタイルのクライアントには「敷地内同居」と「市街化調整区域」内の建築が結構多いです。
それだけ田舎だってことですが、親と近くに住む人がお客さんで多いということ。あと、土地を購入する場合は家の予算がだいぶ削られるため、実現が難しくなることが多いと感じてしまっているようです。
でも、現在クライアントの中でも結構な割合でテレワークでの業務で稼働しているようです。これにより通勤回数が減るため、会社から遠いところに住む(家は環境のよいところにしたい)という人も増えると思います。

そうなると、家のある場所への「価値観」がぐぐぐーっと変わります。

通勤の便利さに重点をおかなくてもよい。

時々電車を利用するだけなら、ちょっとぐらい公共交通機関から遠くても静かで居心地の良い街が良い

という意見が増えています。実際に通勤に関しては遠いと懸念していたけれど、テレワーク主流になり景色の良い自宅の一部をテレワークスペースにできてとてもよかった、って方もいるぐらいです

その状況は、親から土地を受け継いだ方は自然に乗り越えている問題であって、土地の購入資金をできるだけ軽くすることができるメリットを考えるとその恩恵ははかりしえないものがあります。
要するに、土地があるなら少しぐらい不便でも、金銭的にも楽になるし、周囲の環境にはゆとりがあるし、自分が身を置くのならどちらがふさわしいか、考えてみる良い機会だということですね。

私は、有難いことにご先祖様の土地を受け継ぎ家を建てることができたので、とても助かりました。一度は駅の近くの便利なところに住むことも考えましたが、駅が近くて便利な仕事でもないですし、子供がもしもその恩恵を受けるとしても数年だけ(車の免許とれば後は自力で駅まで行ける)、自分も時々公共交通機関は使うけど、そのために何千万も投資する気になれるならタクシーもありだし(笑)なんだか、いろいろ割り切って考えると土地の価値ってちゃんと見直した方がいいですよね。
もし、私が土地を購入する機会があるとしたら、老後も食事のための買い物が歩いて行けるところが、一番便利と思うかもしれませんね。

家づくりって価値観の塊のなかで、自分で取捨選択するんだけど、わからなくなって、どこかの誰かの言ったことに惑わされて、おかしくなることが往々にしてあるということです。

価値観大切にしてますか?

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