僕はアメーバ。
小学生の頃の話。
プルルルル、、
母に学校から電話。
「いっしゅうくんがまだ来てないのですが!」
「え?あ、もしかしたら”アメーバ”してるかもしれません」
小学校3年の頃が特に全盛期だったアメーバ
僕はアメーバ
いわゆるこれは道草を食うというやつで
歩いて15分くらいの短い登校距離をいろんな草花、蜘蛛に話しかけたり
ありにお菓子あげたり、近くのおじいちゃんが育ててる柿とかイチジクを眺めたり、、
そんなことをやりながら40分くらいかけてダラーダラーといろんなとこに
興味の触手を伸ばして登校すること僕のことをみんな"アメーバ"って呼んでた
僕はアメーバ
今日もでっけえ満月を見ながらポッキーを咥えて眺めながら散歩
キツネアザミが生えてるの見たり、区画整理された北海道の道路を見て
はあ、屯田兵、、、シャクシャイン、、と150年くらい前に脳みそ飛ばしたり
マリーゴールドの周りに全く植物が生えてなかったり
警察マークがついたでっかい牛乳パックみたいな形の電装類の箱眺めたり
そこに張り付いた鬼蜘蛛が可愛かったり
いろんなことを考えて今日も僕はアメーバしてた。
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