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思い出のマーニー

メルカリで手に入れたジブリ作品、「思い出のマーニー」を視聴しました。レンタル落ちのものを安く手に入れました。視聴は2回目です。

結論から言うと、

涙がぽろぽろでてきました。感動というか、切なさというか、もろもろの感情が複雑に重なり合ったみたいです。

主人公は、多分HSPだと思う

僕は、主人公の少女の気持ちがすごくよくわかりました。

誘いを断りきれずなし崩し的にその場に行くけど、行ってから嫌な思いをしたり、後悔したり。

主人公の少女は喘息持ちです。
その療養のため自然豊かな土地に住む親戚の元へと送り出されました。
しかし、送り出されたのも喘息の療養のためだけでなく、閉鎖的な性格を直すためでもあったのです。

そもそも、送り出した人も本当の両親ではないので、邪魔だから追い出されたのでは?という感情も出てきてしまう、それもわかります。

本人からしたら、全てをネガティブにとらえてしまっていたのではないかど思います。

外から見れば善意だとわかることも当事者からしたら、何か意図があるのではと勘ぐってしまう。

すごい生きづらさを感じていたのだろうな。

主人公がマーニーとの触れ合いを通じて取り戻したもの

療養先の、湿地帯にある洋館。
この物語のキーマンであるマーニーと出会った場所です。

マーニーに出会ってから、主人公は表情も活き活きとして、元気を取り戻していったように思えます。

主人公のようなHSP気質の人は、理解者がいるだけでも凄く楽になる。

そんな簡単に済ませられるような話ではないのだろうけど、僕の中では単純なことだと認識しています。

もう一度言います。
HSPのような繊細な人は、良き理解者がいれば、一気に生きやすくなるのです。
(自分が身をもって体験したことなので、割と信憑性は高いと思います。)

理解者が出来たことで、元気を取り戻しただけでなく、もともともっていた素直さも取り戻しました。
相手から求められることによって、自分も相手を求めたくなる。
返報性の原理が働いて、素直に自分の感情を表現できるようになったのだと思います。

優しさを素直にうけとめること

相手からの優しさを素直に受け止められないと、途端に関係はこじれてくる。

マーニーとの出会いで、主人公は成長しました。

なるべくネタバレなしで書いたのであやふやな部分が多かったけど、許してください笑

観てない人は一度観てみてください。

僕の中では、ジブリの中でもトップクラスの作品だと思っています。

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