音楽家が名刺を作成する意味
え?2022年のこの時代に?
って思うかもしれませんが、僕のリアルの仕事現場はまだまだ50~70歳の会社の重役さん(男性)が大勢きたりしていて、LINE交換とかを直にやることがなかなか難しいんです。
意外に高齢の経営者や重役の方たちもLINEをやってることが多く、LINE交換できればチャンスになる可能性もあるかもと思いつつ、踏み込めないでいました。
そもそもヴァイオリンを聴くという現場は、普通よりちょっと特別感を出したい会場や年配たちが好むクラシックが現場。お金のにおいがプンプンで、あわよくば演奏の仕事に誘ってほしいといつも思っています。
が、なかなかコンタクトが取れないんですよね。
とれても名刺を渡していいのかすらわからん。
いきなり渡したら失礼なんじゃないか、とか思ってしまうのです。
会社員同士だったら普通にある名刺交換。
いや、普通に名刺交換はしてるんですよ。
でも交換するのはどちらかというと業務提携する現場とかで、もう既にメールや電話でお互いにやり取りをしている段階で、お互いというより付随するスタッフなどに挨拶する感じで。
でもね、同業者同士だとなんか変な感じなんだよな。
あれ、僕らがやったとしたら、いらんこと考えてしまいそうで。
オーケストラとかで初対面で一緒に演奏することになった同業者からいきなり名刺渡されたら、「こいつ、何考えてるんだろう?」「僕から仕事貰う気か?」とか考えてしまってなんか気持ち悪いんです。
たぶん、これ、同業者では僕だけの感情じゃないはず。
踏み込んでいいのかどうか、わからない。
それもそのはずで、この(ヴァイオリンの)世界はとにかく女性が多いんです。異性に名刺を渡されたり、名刺を渡したり。
なんか気持ち悪いんですよね。
100%仕事として割り切るのが難しく、そして面倒に思うのです。
なんか今更ですが
オケも辞め、そういう同業者同士の情報交換はほぼなくなったので、はやくそういうマインドから切り替えないとなって7年越しくらいに思い始めました。
(フリーランスを本気でやる気があったんだろうかw)
1年前にスマホを初めて持ったことで、LINEなどがさらに使いやすくなったのも原因かと思います。
準備せねば
名刺自体は必要に応じていつでも渡してきたのですが、それでもまだまだ出し渋る私。一緒に演奏する女の子とかは「え~?LINEでいいですかぁ~?」って言える感じなんですけど、それは「若い女性」っていう武器がその場の空気を悪くせずにやり取り出来てて、羨ましいなぁっていつも思っていました。
とはいえ、チャンスを逃すわけにはいかないのは私も同じ。
これまで名刺にはホームページとメールアドレスのみ記載していたのですが、電話番号やLINE交換しやすい名刺を作らねば、と。
来週は何日も何日もそういう人たちの前で演奏する業務を受けているため、今のうちに準備するわけです。
というわけでこれを参考にしてみよう。
電話番号も掲載しないといけないかな・・・
住所は自宅だから掲載しようがないのですが「あれ?電話番号は?」って時々言われるので書くしかない。。。
LINEとあわせて、メールとか電話番号を一発で登録できるQRコードもおすすめじゃ。
よし、作るぞ。
とりあえず、来週には印刷間に合わんから自作じゃ
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?