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Vicousticもどきを作ろう!

レコーディングやレッスンに使う防音室

防音室にVicStudio(Wavewood Ultra Lite)を導入したのですが、観た感じそんなに複雑な作りじゃないな、と思い(失礼)、自作できないかと思いました。

前回なんちゃってベーストラップを作ったのですが

同じ形で、パネルをVicousticのものに似たものを作ってみました。

まずは計測

それぞれの幅が違うのは、デザイン的な意味合いと合わせてヘルムホルツ共振の開口端の適用範囲をひろげるためなのでは、と思いました。

裏はヘニョヘニョのスポンジウレタンです。
これよりワンランク上の商品の裏はポリウレタン・フリーで、上のものよりも硬質で密度の高いもので作られてます。

つまり、後ろのウレタンなどの素材や穴の大小などで、吸音出来る音域を変えている、ともいえなくもない?ので、裏の材質を変えればいいのかと思いました。前回のつくったベーストラップはちょっといい加減だったので、同じ型のまま、パネルと吸音材を変えて再挑戦です!

こんな感じかな

パネルを作って

これが地味に大変でした。丸鋸で細かく切断するの大変・・・
加工費だけで経費かかるのでは?

32kg/m3のグラスウール(GW)を詰めます

型は前回とほぼおなじ
GWの上にガラスシートを貼ります。

完成!

パクリ感がつよい!

計測しました

が、ほとんど効果がなかったです。
若干(低音部が1db気持ち下がった?)くらいですかね。

結局は部屋の定在波に対して全然効果が出ていないので、周波数を割り出して固有に吸わせる方法しかないかなと。

ちょっと探してたら、参考になるnoteが!

Limp mass membrane式

こちらのサイトで掲載されてます

https://www.trattamentoacustico.it/informazioni-e-risorse/bass-trap-a-membrana-limp-mass-absorbers-calcolare-massa-e-profondit%C3%A0-ideale.24/

M は膜の表面密度 (質量) 単位 kg/m2、D はエンベロープの深さ (cm) です。

次作るなら、この方式で材料を集めて自作してみようかな!


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