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夏の工作(拡散パネルとベーストラップ)

年始にPC部屋を改造したときに余った大量の廃材。

https://note.com/isskau/n/n44a9206a69c4


奥さんにも「これ・・・どうするの?」
と言われる始末。

2x4の建材やOSBボードなどがここ半年ばかり自宅トイレに所狭しと並んでおりました。コレを使って夏になにか作ろうと思ってました。

拡散パネル

Vicousticなどでみられるオシャレなやつ。

https://www.mi7.co.jp/products/vicoustic/multifuser-dc3/

オシャレなんだけど、お高い&ドデカイということで、僕の狭い部屋にはおく場所がない。よく見ると、みようみまねで作れそうだったので挑戦してみました。

制作

2x4をひたすらカット。角度とかは適当です。
110個つくりました。もう二度と切りたくありません。
テーブルソーとかあればいいんですけどね。
案の定、筋肉痛へ。
ちょっと並べてみる。すでに自己満。
ベースの板(OSBボード)に固定して塗装。
なんか焦げてる感・・・
設置。
塗装も作りもいい加減だけど、そんなに気にならない。
スピーカーから反射した音が自分の耳に到達するちょうど中間点に設置。

結果

なかなか良い。なんか気分的に音が良くなった気がする(気分)
音はともかく見た目が好き(いいのか!?)

草などを生やしてみる。

ベーストラップ

低音を締めて、ヴォオンという低音の部屋鳴りを抑えてくれるやつ

https://www.mi7.co.jp/products/vicoustic/super-bass-extreme-ultra/

当然なんですが、低音の波長はものすごく長く、中高域の吸音とは全く違います。まず部屋が小さい時点で、固有振動数がむっちゃ増幅されやすい。専門のMIXの人でもない限りあまりお金をかけられないところ。

買いたいんだけれど、デカすぎて置く場所がない、The日本の住宅事情です。

そんなわけで、僕の部屋にもギリギリ置けそうなサイズを作ろうと考えました。

どこかのサイトで分厚いゴム板が効果的だという情報を得て、それを元に設計しました。

部屋の隅に置くので直角配置ができるように。
ゴム版は2層構造(2cmと1cm)
スピーカーの後ろ隅にすっぽりと収まる高さと購入したゴムの大きさをそのまま活かせるサイズ(300mm x 300mm)に。

制作

まずは木の枠を制作。2x8やベニヤ板。木材だけは余っていたので購入していません。
塗装。
余っていた吸音材で中を詰めていきます
まずは1枚目のゴム板(10mm厚)
さらに吸音材を埋めて
2枚目のゴム板(20mm厚)
完成!

結果

オシャレ感はないし、ゴムの汚れって全然取れないんですけど、収めてみると意外に自己満に浸れるんですね。作ってよかった〜!ってなりました。
ただ、結構重量があって、1個7kgくらい?
倒れると危険なのでちょっと細工が必要そうです。

音は、なんかよくなった気がする。
これもほんと、ただの自己満なんですね。

使用したゴム板はYAHATA製
300mm x 300m x 20mm を3枚(1枚2400円くらい)
300mm x 300m x 10mm を3枚(1枚1300円くらい)

計測

sonarwork社のSound IDで計測してみました。

ベーストラップ無し
ベーストラップ有り

結果として、ほとんど差が出ませんでしたね・・・
部屋が小さいので、スピーカーの位置をずらしたりして固有振動数(70、105、115Hz)このあたりを各個撃破するほうが効果は出そうですね。

まあ、自己満だから良いんですけどね。たまーにミックスのお仕事もしてるから、補正しつつヘッドホンなのは避けられないか。



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