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フリーヴァイオリニストの脳内

フリーの楽器弾きの生態や、それを知ってみたい人には有用な内容。基本的には読まれたくない部分を有料にしています。プロのヴァイオリン奏者の1人が日頃考えていること、成功談や失敗談、普…
このマガジンを購入しますと、ヴァイオリン奏者のあまり読まれたくない部分を垣間見る事ができます。それ…
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2022年2月の記事一覧

パガニーニを弾いてくれ、という依頼

まあ、僕ならカプリース1曲だけで10万は軽く見積もりますね。 それでも足りない。 ------------------------------- 例えばクラシックホールで1時間。 バッハの無伴奏ヴァイオリン曲だけでプログラムを組むとしよう。 いったい、いくら貰えばいいのだろう。

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事務作業を舐めないでくれ

昨日、このような投稿をしたのですが、こういう事を書くと更に仕事が減りそうで実際は怖いのです。「めんどくさいやつだな、これからは別の人に依頼しよう」「こいつ、調子乗ってるぜ。あとでSNSで不評を書いてやろう」とかになったら明日のご飯が食べられない可能性もある世界。 おっそろしいことこの上ないです。そして投稿にイイネをしてくれる多くは「同じ立場の人間」であってイベント主催側ではないのです。 1. 我々は常に依頼される側で、いつでも首を切られる弱い立場である 2. 追加料金を提

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「演奏100%で食べてる人は大変だね」

とは言うけれど、それは「演奏だけでぎりぎり食べている人」を指すのであって、そんな人はほとんどおらん気がするんだけど、どうなんだろね。 だいたいこれらに該当してて、「演奏だけで食べてる人」ってかなりの希少種な気がする。かなりの力量や人気を兼ね備えた人か、変人奇人にしか許されない。これは業種にもよると思うんだけど、ヴァイオリンやピアノは比較的レッスン業としても人気がある2大巨頭だから周りのお付き合いのある奏者たちがそういうかんじなだけなのかもしれないけど。

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