経営者をやめて主夫になりました【⑤アクシデント】
育児にはアクシデントが付き物だ。
ご飯の時には飲み物をこぼして、そこらじゅうをビチャビチャにするし、兄妹で仲良く遊んでいても、いつの間にかケンカになっている。
夜中に突然泣き出すこともあれば、公然で人目もはばからず大騒ぎすることもある。
その度に親は、なだめたりあやしたりしながら目の前で起きているアクシデントに対処する。
ただ親も人なので、いくら可愛い我が子といえども「この野郎!」と思う事はある。
しかし、怒りに任せて叱ってしまうとアクシデントはいつまで経っても解決しない。
アクシデントの対処法は、ビジネスにも同じことが言える。
クライアントからの理不尽なクレームや、スタッフの重要なミスに、経営者がいちいちイライラしていれば、会社の信頼は失うし、スタッフは安心して仕事をすることが出来ない。
だからこそ経営者は、内心はどうあれ、理不尽なクレームには毅然とした対応をとらなければならないし、失敗したスタッフには、「失敗を恐れるな。何かあれば俺が責任を取るから、恐れずにチャレンジしろ」と鼓舞しなければならない。
そして、経営者とスタッフが一丸となったとき、会社はどんな苦難でも乗り越えられるし、成長する。
僕は育児の真っ最中なので、この先どうなるかわからないが、家族に降りかかる幾多の困難も、僕たち家族が一丸となれば、きっと乗り越えることができるだろう。
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