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【ゴルフ】ハンディキャップは12へ - いい機会なので計算方法を学んでみる

さてゴルフでは"60歳までにシングルプレーヤー(ハンディキャップ1桁)になる"ことを目標としてやっていますが、今月の改訂でハンディキャップが12にあがりました。ちなみにハンディキャップの数字が減る(改善する)ことを「ハンディキャップが上がる」、数字が増える(悪くなる)ことを「ハンディキャップが下がる」というそうです。見た目の数字の上げ下げとは違うので混乱しそうですが…

ハンディキャップが上がることは嬉しいことですが、最近のスコアの感触からすると(あまりパッとしないゴルフも多いので)ちょっとピンときません。ですので、いい機会かと思いこのハンディキャップの計算方法を確認してみたいと思います。

参考にするのは日本ゴルフ協会(JGA)の公式サイトです:


ストロークコントロール

まずは過去のスコアについて、"ストロークコントロール"と呼ばれる調整を行います。ストロークコントロールとは、プレイヤーの潜在技量をよりハンディキャップに反映させることを目的に、査定のために各ホールのスコアを下方修正することです。上手な人であっても、トラブルで大叩きするのは避けれらないですが、そういった例外的な悪いスコアがハンディキャップに過度の影響を与えないことを防止するためのものです。

JGAの資料より

当方はコースハンディキャップが10〜19になりますので、各ホールのスコアは7が上限。それ以上叩いてもそのホールは7ということになります。この表を見るとシングルプレイヤーはダボが上限ということになりますね。

試しに、当方の直近6ラウンドのスコアについてストロークコントロールを当てはめてみました。これを見ると、3ホールで8打叩いているので、そこの部分は7に修正されるということになります。そんなに大きく修正されるというわけでもなさそうですね。

直近6ラウンドのスコアとストロークコントロールの適用

コースレーティングとスロープレーティングでディファレンシャルを計算

前述のストロークコントロールされたスコアから、各コースで定められたコースレーティングを引き、そこに113を掛けて、それから各コースのスロープレーティングで割ったものが、各ラウンドのディファレンシャルになります。

コースレーティングやスロープレーティングはコースの難易度を示す指標です。コースレーティングはハンディキャップが0のプレイヤーがラウンドした場合の想定スコアで、例えばコースレート73となっていれば、平均より難しいことを示します。一方でスロープレーティングとは、一般のアマチュアゴルファーがラウンドした場合の指標で、113を平均とし、上限は155、下限が55となります。113を上回っていれば平均より難しいコースということになります。

各コースのそれぞれのティー位置からのコースレーティング、スロープレーティングは以下の日本ゴルフ協会(JGA)のHPで検索、確認できます。

上記のディファレンシャルから過去の提出スコア枚数に応じて、ベスト幾つかのラウンドを抽出し、その平均をとり、そして最終的にはその平均に0.96を掛けたものが正式なハンディキャップとなります。

上記直近6ラウンドでディファレンシャルを計算、平均をとって0.96を乗じてみると以下のとおりとなります。

ハンディキャップの計算

直近6ラウンドが全て計算対象だった場合には当方ハンディキャップは17.3と出ます。ディファレンシャル23.2というのがあるので、そこを除外しても15〜18のレンジでしょうか。実際には当方の場合、直近提出スコア20枚のうちのベスト10枚が計算対象となるので、過去のいいスコアが反映されて結果として12となったのではないかと思います。

分不相応だとは思いますが…

直近の自分の調子からするとハンディキャップ12はちょっと過大評価かなという印象です(計算ミスはないとは思いますが…)。おそらくは今後もスコア提出を重ねると、また15程度に戻るのではないかと想定しています。

しかしながら、ハンディキャップ12というのは、84でパープレイということ。当方がnoteで"目標スコア84のイメージをより具体化する"というのを書きましたが、まさにこの84/ハンディキャップ12をまずはしっかりと安定してキープすること、これが当面の目標ですね。

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