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【投資】信用取引始めました^^;

「冷やし中華始めました!」じゃないですが、いろいろと思うことがあり…株の信用取引を試しに始めてみることにしました。


信用取引とは?

信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。最大預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができます。

信用取引のメリットとしては、自己資金以上の額の取引ができる(レバレッジが効く)こと、そして、売りからもポジションを取れる(空売り、ショートポジション)ことです。自己資金が少ないけど効率的に株をトレードしたい、ある銘柄が今後下落すると予想した場合に売りポジションを取りたい、あるいは保有銘柄が一時的に売られそうなので、現物株を保有しつつその下落リスクをヘッジしたい、といったニーズに対応できるのが信用取引です。

当然ですが、メリットばかりではありません。デメリットとしては、まず1つには損失が大きくなりやすいということ。当然自己資金以上のポジションが取れるわけですから、期待利益も大きいのと同様、損失リスクも大きくなります。特に売りポジションの場合には、"逆複利効果"が働き、損失額は2次曲線的に膨らみます。またポジションを取れる期間が限定されていることや、貸株料や逆日歩といった追加的なコスト発生も信用取引のデメリットです。

世間一般よく言われるとおり、これから長期的に資産を形成していきたいという個人投資家には、この信用取引、あまりオススメはしませんし、そもそも必要ないとは思います。

ではなぜ信用取引を?

証拠金をベースに、その証拠金額以上の額の取引ができるという意味では、為替のFXや商品先物取引のCFDといった取引と同様の概念です。「信用取引はやったことはないけど、FXならやったことある、あるいは今やっている」という方もいらっしゃるのではと思います。私もFXやCFD、そして日経平均先物といった先物取引、すべてやったことはあります。ただ、これまで株の信用取引はやっていませんでした。また、FXやCFD、日経平均先物といった取引も、「結構短期的な相場変動が気になって、結局は短期思考に陥り、かつ結果としては長期投資に比べて効率的ではない(手間の割に儲からない)」という感じで長続きはしませんでした。

ではなぜ今になって信用取引なのか?いくつか思っていることをあげてみると:

  • まずはいざという時に使えるツールを準備しておきたいということ。今すぐ何か特定の戦略を試してみたい…というわけではありませんが、何かアイディアがある時にすぐ使えるようにはしておきたい、と。

  • サラリーマン時代に比べて、マーケットをウォッチできる時間が増えたこと。そして日々モニターしている銘柄も増え、なんとなく株価の変動パターンが読めそうな銘柄、そしてそこからタイミングを測れそうな銘柄もありそうだなって思ったこと。

  • オススメはあまりしないと言いつつも、信用取引はそうはいっても昔からある一般的な取引です。その信用取引自体の知識はあるんですが、何事も実際に使ってみないとわからないことってあると思います。教習所で車の運転を習って免許をとったとしても、実際の運転はまたさらにハードルが高いように、信用取引もやってみて勉強する、実感することってあると思います。それを体験してみたいな…と。

とりあえず現状はそんな意図です。

マネックス証券で口座開設

信用取引を始めるには、普段使っている証券会社にて信用取引口座を開設しないといけません。当方は普段、マネックス証券を使ってますが、必要書類の確認、簡単な審査のための質問に回答して、以下の通り無事に審査通過、口座開設完了となりました。

信用取引口座開設完了のメール

繰り返しますが、「長期的な観点で資産形成をしたい」という投資家には信用取引はオススメしません。普通に自己資金の範囲内で日本株や米国株を買って、ずっと持っていればOKです。もちろん私自身も基本的には長期投資家、メインのポートフォリオは米国株、日本株をただただ保有しているだけです。

ただこういうこともできるんだな…っていう知識・経験の蓄積、ボケ防止のためのちょっとしたお遊び(これは切実^^;)、ネタ程度だと思っていただければいいかなって思います。

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