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【中小企業診断士】急に勉強しようかなと思い立つ…

2021年9月に前職の資産運用会社を退職、プチFIRE状態になってから早2年。その間、もともと退職してやりたかった極小時価総額の日本株投資や不動産投資、個人で投資をしていた農業情報系スタートアップの経営のお手伝い、そして筋トレ、ゴルフとそれなりに充実した日々を過ごしてきました。そんな中、何を思ったのか急に、「なんか、勉強でもしようかな」ってことで、割と軽い気持ちで中小企業診断士を目指してみることにしました(笑)


思い立ったきっかけ

ではなぜ中小企業診断士を目指そうと思ったのか?あっ、もっと正確にいうと別に中小企業診断士になりたいというわけではなく、「2024年8月に実施予定の中小企業診断士1次試験の合格、および10月実施予定の2次試験の合格」を目指します。

きっかけは、普段取締役として経営面をお手伝いしている農業情報系のスタートアップにおいて、一緒にお手伝いしていただいている方が中小企業診断士であったこと。またちょうど自分自身でも、プチFIREしてから「ちょっと脳ミソへの刺激が足りないな」と感じていたところ。これまで現場を通して身につけてきた自分の経験やスキルを少し体系的に勉強し直すのもいいのではないか、それには中小企業診断士の科目がちょうどいいのでは?というのが背景です。

中小企業診断士の試験科目

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中小企業診断士の試験では幅広い知識が問われます。1次試験は以下の7科目。

  1. 経済学・経済政策

  2. 財務・会計

  3. 企業経営論

  4. 運営管理(オペレーション・マネジメント)

  5. 経営法務

  6. 経営情報システム

  7. 中小企業経営・中小企業政策

経済学や経済政策、財務・会計などは普段から触れているので、取っ付きやすい感じはしますね。一方で企業経営論や運営管理(オペレーション・マネジメント)ははるか昔、米国のビジネス・スクールで学んだ記憶はありますが、もう知識のカケラも残ってません(笑)ただ、やはりその辺の知識、そして法務、情報システム系の話も、普段の会話で出てくることもあり、経営全般を見るにあたっては知っておいて損はないでしょうね。

1次試験は選択方式。2次試験は記述式とのことですが、この辺の詳細はこれから確認します。

自身のスキル・経験の棚卸し

実は私、これまでの長い人生の中で資格といえる資格は自動車免許だけ。米国のビジネス・スクールでのMBA(経営学修士)は資格というよりは学歴って感じですし、当方が主に専攻したのは"戦略論"や"マーケティング"といった幅広い経営論ではなく、"投資理論"や"金融工学"という極めて狭い分野。また、不動産投資をやるにあたって、不動産仲介業者との知識格差が嫌だったので、宅地建物取引士、いわゆる宅建士の勉強もしましたが、知識を身につけただけで満足してしまい(あくまでも投資家であり、仲介業者になるわけではなかったので)試験を受けるまでには至りませんでした(そこまでのモチベーションは持てませんでした)。

30年過ごした自身のキャリア(金融、資産運用)的には証券アナリストやその米国版のCFA(Chartered Financial Analyst)は取っていてもよかったかもしれませんが、おかげさまで運用会社で働く中でも、「投資には詳しい人」という認識はしてもらっていたので(そこはMBAの学歴と、普段の自身の言動のおかげか?)、特段必要性に迫られず、結局その資格を取らないままこの歳になってしまいました…

そんなこんなで結局資格は自動車免許だけなんですが、それ以外の自分のスキル、経験を棚卸しすると以下のような感じ。

  • 学歴としては、米国ビジネス・スクールでのMBA(経営学修士)/主に金融工学・投資理論(金融、投資関連の知識のベースはある)

  • 30年におよぶ銀行、資産運用会社でのキャリア。特に20年の外資系資産運用会社での経験(運用に関する知識・経験、英語力、そしてグローバル企業で多国籍・多文化の人たちと働いた経験、そしてManaging Directorとしてのマネジメント経験)

  • 個人での不動産投資経験(日本では商業用不動産、ニュージーランドでの住居用不動産)。プライベートカンパニーを設定して実施しているので、規模は小さいが代表として企業経営をしている経験(現在継続中)。

  • 個人での株式投資、スタートアップ投資経験(現在継続中)。

  • 取締役としてスタートアップの経営参画、サポート経験(現在継続中)。

どれもこれも、"経験"ばかり(笑)こうした経験を一度知識として整理、体系化して学ぼうというのが今回の中小企業診断士の勉強をしようとした意図って感じですかね。

「その資格を利用して何かしよう」というわけではないですが、とりあえずは知的好奇心のおもむくままに勉強してみようと思います。

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