楽天 Amazon（モール型）or shopifyどちらから始めるべき？

こんにちはisshoniのリエコです。
今日はよくご質問いただく

「マーケットプレイス、amazon、楽天だったりとかで販売した方がいいのか」、さらには「先にamazon 楽天で販売してそのあと自社サイトを作ったほうがいいのか」ということについてお話していきます。

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楽天 Amazon（モール型）shopifyどちらから始めるべき？

どちらから始めるべき？

まず答えを言うと私は絶対にオンラインストア、自社ストアから始めてくださいということをお伝えしています。

amazon や楽天はもうすでに既存のお客様が何千万人といらっしゃいますよね。
そこでよく皆様が思われることは、「集客をそこまでしないでも売れるのではないか」ということです。

実はこれちょっと違いまして、もちろん何千万人というお客様がamazonや楽天にいらっしゃるのは事実なんですけれども、

ショップ数を見たときにこれも、ものすごい数ありますよね。

お客様の商品の選び方

お客様が購買するときに、何を元にして購入するかというと、やはりプライムのキャンペーンだったりとか、楽天スーパーセールだったりとかで目についた商品や、検索をしたときに一番上に来る商品ですね。

よく言われるのが、3ページ目ですね。これgoogle 検索も同じで、3ページ目以降は検索されない。なので結局、1ページ目に載っている商品が一番購入されるということになりますね。

逆に言うと1ページ目に商品をどうにかして載せないといけない。

アルゴリズムに勝つためには

じゃあそれをどうするかというと、amazonや楽天のアルゴリズムがありまして、どれだけ売り上げがあるかと、規定の写真だったりとか説明文とかのスコアが必ずあるはずなので、そのスコアが完璧であるかどうか。

キャンペーンに参戦する。楽天スーパーセールだったりやamazon primeのセールとかに参戦すると購買がされやすくなるので、そこで売り上げが上がって上の方に載りやすくなりますね。

それぞれのマーケットプレイスでアルゴリズムがあるものの、この内容はおそらくほとんど類似のものになります。

ではそのアルゴリズムに勝っていくためには、やっぱり売らなきゃいけないんですよね。

売るためには検索がかかったときに1ページ目の上にきている必要がある。
そこにいくためにはやっぱりキャンペーンや、PRを使います。

PRっていうのは、検索の上の方の商品にPRって小さい文字が出てると思うんですけど、これは楽天やamazonに広告費を支払って、検索かけたときに上に出てくるような形で露出を高めていくものですね。

なのでマーケットプレイスで勝とうと思った時に、マーケットプレイスの中であるで投資をしないといけなくなるんですね。

さらには、キャンペーンにでているブランドは、ものすごく価格が安くなってますよね。

これはキャンペーンに出るために何パーセントオフにしないと出れないという規約がある場合もございます。

マーケットプレイスで勝つために

なのでまとめると、

まずアルゴリズムで勝つために売る＝PRとしてお金をだして、検索結果で上にくるようにする。

あとはキャンペーンで大きな割引率を出して、お客様に購入していただくように対策する。

そうやって軌道にのせていくという形になります。

っていうことは、「商品の価額を例えば半額にしなきゃいけない」とか「お金を投資しないといけない」ということになってきます。

もちろんそれをしてたくさん売れると良いことはあるんですが、売れた後に計算をしてみると、収益が半分以下になってしまう場合もあります。

自社サイトの場合

それを考えるとやはり自社サイトは、google の検索エンジンとかSEOとかを気にする必要はあるんですけど、「セールを行わないと売れない」というわけではないので、その点安心ですね。

もう一つは自社サイトだとブランドストーリーが見えるんですね。

ブランドカラーやブランド哲学だったりとか、雰囲気だったりとかがものすごくよく伝わってきます。さらにはソーシャルメディアの写真とかをサイトに載せることによって、店に来た時の写真だったりとか、着ている方の雰囲気だったりコミュニティ力がよく伝わるようになっています。

ただマーケットプレイスでは、それができないんですよね。

なのでその点もやはり自社サイトってすごく強いなと思っています。

マーケットプレイスのお客さんを自社サイトに呼べない？

 amazonや楽天で販売するっていうのは、もちろん売れたらそれはそれですごく良いことなのでお勧めしていないわけではないんですが、できれば自社サイトでとりあえず一旦頑張って頂きたいなと思っています。

もう一つ楽天やamazonで購入した方を自社サイトに引っ張ってくるのは結構大変です。

なぜかというと、Amazon や楽天の良い所って、いろんなブランドのものを一気に買えて、これが一気に配送されますよね。

amazonや楽天で購入した商品を自社サイトで購入するメリットってよっぽどないと離れないですよね。

さらには自社サイトの広告を楽天やAmazonでは出せないので、お客様がブランド名をグーグル検索して、見つけて、商品をさらにそのショップの中で見つけて、購入するというプロセスが必要です。
しかも購入も初めての方は、配送住所、請求先住所、クレジットカード情報などを入力しないといけなくなります。

これは結構時間かかります。

ただ楽天やAmazonだとすでに情報が入っているので３クリックくらいで終わりますよね。
この時間の差はやっぱりお客様にとっては大切な時間なので、自社サイトで購入する大きなメリットがないと難しいですね、

１回楽天やAmazonで購入された方で、そこで購入できるんだという情報が
頭の中にインプットされている場合には、そのお客様を持ってくるのは大変です。

なのでこの2点をちょっと考えた上でどちらを優先するかを考えていただければいいのかなと思います。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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Isshoni LLC 代表
上崎理会子　Uesaki Rieko

オーストラリアのモナッシュ大学卒業後、日本最大級アパレル店舗の海外支店立ち上げや、アメリカ大手IT旅行会社での勤務を経て、2017年にshopify日本事業立ち上げメンバーとして入社。Business Development Managerという名のもと、事業開拓・プロダクト・パートナーシップ・広報・マーケティング・サポート・ローカライズなど、多岐に渡り担当。海外勤務の経験や、国内ビジネスの知見を活かし、現在は幅広くECコンサルティングやビジネスアドバイザリーを行いつつ、コーチ・心理カウンセラーとしても活動中。

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