一新塾講師 宿野部武志氏(一般社団法人ピーペック代表理事・一新塾OB)のメッセージ!

『どうしようもある、世の中へ』をテーマに、宿野部武志さん(一般社団法人ピーペック代表理事・一新塾OB)にご講義いただきました。塾生へ向けた講義の締め括りのメッセージ(1分39秒)をご紹介させていただきます。(2022年9月9日講義)

宿野部さんは、3歳の頃に慢性腎炎を発症、高校3年の終わりから人工透析を続けられました。ソニーに入社し、火曜と木曜の18時からと土曜は朝からの週三回の透析をしながら、人事グループでのお仕事に奮闘されました。

そうした中、「自分の使命とは何か」の問いが頭を巡り、「医療において病気を持つ立場から貢献する」との思いが湧き上がります。ソーシャルワーカーになろうと、37歳でソニーを辞めて、社会福祉士を取得した後、在塾中の2010年に『株式会社ペイシェントフッド』を起業します。

2013年には腎臓病・透析に関わるすべての人に幸せのためにをスローガンにしたポータルサイト「じんラボ」を開設。
そうした中、製薬企業の方々が、エンドユーザーである病気を持つ人の声を聞く機会がないという実態を知り、強烈な違和感を持たれたとのこと。そこで、患者協働の医療を推進し、企業と協働するための環境整備に尽力されます。

2019年には事業を発展させ、「どうしようもある、世の中へ」をビジョンに一般社団法人ピーペック(PPeC)設立。病気をもつ人は、可哀そう、護られる存在という社会の価値観をぶち破り、病気をもっているからこそ「社会を変えるパワーがある!」と語られます。

【宿野部武志氏 プロフィール】
1968年、埼玉県川越市生まれ。
幼少の頃に慢性腎炎を発症し、入退院を繰り返し高校卒業時に透析導入。
大学卒業後、14年勤めたソニー(株)を退職し、社会福祉士の資格を取得し、社会福祉協議会にてボランティアコーディネーターとなる。
2009年、一新塾に入塾し、東京本科にてミッション基軸によるチームプロジェクト活動に参加。卒塾後の2010年に(株)ペイシェントフッドを設立、2013年WEBサイト「じんラボ」開設。透析施設や企業での研修講師をしながら、より広い患者目線での活動にするため、一般社団法人ピーペックを設立。((株)ペイシェントフッドはピーペックに吸収)

★一新塾は仲間を募集しています。
ぜひ、体験セミナー&説明会にご参加ください。
リアル開催(東京・大阪・名古屋・仙台)とオンライン開催があります。
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?