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ロボッツ見どころ解説第7節 vs A東京

皆さんこんにちは、一色翔太です


第7節、アルバルク東京戦の見どころを紹介していきます


見どころ解説動画


見どころポイント

・バスケットIQが高いチーム

日本代表選手や元代表選手、元スペイン代表まで全員が各年代を代表するエリート選手の集まりのようなチーム。個々の能力が高いのはもちろんだけど、チームオフェンス、チームディフェンスに徹しているところがA東京の強さや魅力なのかなと。コート内での状況判断がそれぞれ考えてプレーできるし賢いんだなって思いながらA東京のプレーを見ています。個人的には今シーズンの優勝候補かなって思います。

・TK

開幕節のFE名古屋戦以外はずっと安定して2ケタ得点だし、前節のSR渋谷戦は開幕戦以来のスターティング5に名を連ねた。少し無茶なタイミングでの3PTもあるが徐々にケネディの良さが出て来ている。少しづつだけどケネディにスクリーンセットして打たせるようなセットもSR渋谷戦ではみられたのでそういうプレーを福澤にも含めてどんどん増やしてほしい。あとケネディがいることによってディフェンスリバウンドは強くなるのでA東京戦では高さの揃っている相手の対してケネディもリバウンド力は必須かなと思います。


注目選手

・ジャスティン・コブス

すごい良い選手。ザ・ポイントガード。ポイントガードの教科書的な選手。ポイントガードとしての能力の高さはBリーグの中で一番なんじゃないかな。そんなべた褒めなコブスどんなプレーヤーなのか。とにかく万能。キャッチ&シュートはもちろんドリブルで仕掛けながらもアウトサイドを決めてこれるし、ハンドリングも左右関係なくアタックできるし、ピック&ロールからのプルアップやビッグマンへの合わせや逆サイドのシューターまできっちり見える視野の広さとパスの正確さもあるし、最初はチームオフェンスに徹していながらも自ら個の力で得点を取りにいける。ボールを持たせての安定感が強くオフェンスがコブスから生み出されているように感じる。厄介なのがスピードやフィジカルの強さを活かしてプレーするわけではなく緩急やディフェンスの動きやスペースを見ながら良い状況判断ができるところ。後出しジャンケンが上手な感じ。コブスにマッチアップする場合はただプレッシャーかけるだけでなく考えながらどんなプレーをしてくるのか状況見ながら予測しながらディフェンスすることが大事かな。


A東京について

ここまで11試合の数字で見ていくと特徴的なのは何が多いではなく何が少ないかということ。失点数の少なさは71.5で信州、琉球、宇都宮に次いでリーグ4位。ターンオーバーの少なさは117で最小。3ポイント成功数64、試投数211でともに最小。ちなみに1位の千葉Jは119に344なのでプレースタイルの大きな違いが見える。じっくりチームオフェンスで納得いくシュートセレクションを作る。パスの回数も多く横の展開と縦のアタックを織り交ぜて1回のオフェンスで3回4回シュートチャンス作ろうとしてんじゃないかって思うくらいより良いシュートを、より確率の高いシュートを選ぼうとしている。それを実現できるのがコブスや田中大貴のような良い司令塔がいるのに加えてロシターの存在も大きい。ロシターが出ている際には半分近くボール運びもするしよく喋ってるし身振り手振り指示を出している。ロシターが隠れポイントガードのような存在、ポイントフォワードかな、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンのような(言いすぎかな)役割をしているからオフェンスが崩れない、無茶しない、より確実にってところができるんじゃないかな。勢いと1on1,2on2等の個の能力で攻め込んでいくロボッツとは正反対のチーム。ロースコアのハーフコートバスケットで終始終わってしまうとA東京ペースなので、そこに付き合わないように早い展開のバスケに持ち込めるようにしたいですな。


チャンピオンシップ出場を目指しているロボッツにとってチャンピオンシップを取ろうとしているA東京に対して白星をあげるかどうかは今後のロボッツにとっても試される試合。次節以降12月までは東地区や強豪との試合がずらりと予定されている。このA東京戦、非常に大事な試合になるはずです。


厳しい見方をするとこのA東京戦の内容によっては目標の下方修正、B1残留に向けてシフトすることも考えなければいけないし、逆にA東京相手にロボッツのバスケが出せれば十分上位に食い込めるはず。


なので、一色的には非常に大事な試合であると見ております。





一色翔太

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