情報整理をなんとかしたい。bearを諦めObsidianに乗り換えた話
舌の根の乾かぬうちというのはこういうことでしょう。
先日、bearがいい!これからはbearを使うぞ!と書いたばかりですが。
早速壁にぶつかりました。
フォルダがないという思想が僕には合わない
そうなんです。bearはフォルダという概念がなく、全てタグで管理するという思想で設計されていたんです。
フォルダで管理すると、こうもり問題と言われる問題にぶちあたる、と、情報管理界隈ではよくいわれます。
ちなみに、こうもり問題というのはこれのこと
だから、フォルダで管理するより、タグで管理したほうがいいよねということだと思います。(本当はもっと深い思想があるんでしょうが)
ところが、これだと困ることがあるんです。
移動させることで思考を動かす
なぜフォルダが必要かというと、情報を移動させることで、思考を動かすということが必要だからです。
Second Brainという本で紹介されているんですが、情報を「使う」際に分けておく考え方があるんです。PARAメソッドというとこの考えが僕は腑に落ちました。
PARAメソッドについてはここに詳しいです。
つまり、その時によって必要な情報を、適切に取り出せるようにしておくということです。
これをやるには、bearだとタグを書き換えないといけないという煩わしさが発生してしまうんですよね、、やり方があるのかもしれませんけど、見つけられませんでした。残念。
そこで白羽の矢がたったのがObsidian
チラっと触ってみたときに、「これはツールの扱いにハマりそうで危険だな」と思って使うのやめたんですが、Kindleを読み漁った結果、僕がやりたいと思うことを全部かなえてくれるのはObsidianだという結論に至りました。
しかも、無料で使えるというのも胸熱です。bearは月額400円でしたからね。
いわゆるIT系エニジニアの方に好かれていると思われるこのObsidianというツール、非エンジニアの僕には少々とっつきにくいです。が、もともとツールをいじり倒すのが好きな性分なので、ちょっと研究してみようと思います。
差し当たって、今すぐやらなきゃいけないプロジェクトもなく、時間もあるので、Obsidianをいじること自体を、ちょっと楽しんでみたいと思います。
Obsidianを触ってみて、僕に合うかもと思った、もう一つの理由
僕は1996年にフランクリンプランナーという手帳に出会ってから、ずっと使い続けてきました。
フランクリンプランナーは、価値観やミッションを明確にして、それを大切にした行動を管理するという思想の手帳なんですが(ざっくりですが)この手帳には機能的な魅力があるんです。僕はそれにハマって25年使ってきたんです。
それは何かというと、1日2ページ見開きというフォーマットだったということです。
左側のページで、今日のタスクを書き出し、スケジューリングをし、右側のページにはその日の記録を記すという使い方です。
詳しい使い方は割愛しますが、紙ベースとしてはとてもシステマチックに考えられていて、記録した情報の活かし方もわかりやすく、これのおかげで僕は随分助けられてきました。
ちなみに、「10年前の今日なにしてたか言え」といわれたら、保管してある手帳を見返せば答えられるという状態にあります。フランクリンプランナーには紙ベースでのログが自然と残っていますから。
これと同じことが簡単にできるのがObsidianのデイリーノートという考え方だったんです。
1つのノートに今日の計画からメモを残し、そこから必要な情報を切り出して個別のメモとして残すというのは、とてもわかりやすいです。
僕は、最初はメモや情報をきちんと整理できればそれでいいやと思っていたんですが、Obsidianのデイリーノートに触れてみて、フランクリンプランナーで運用していた時と同じことができるなら、これを活用したいと思うに至りました。
なので、Obsidian、しばらく使ってみようと思います。
気が向いたら、勉強のためにObsidianの研究(?)状況をnoteに書いてみたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?