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起業家を辞めて

こんにちは。
久々の投稿です。前回のnote「11月末にて、廃業いたします。」
はたくさんの方にご覧いただき、また励ましなどのあたたかいメッセージをいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
初対面の方からも記事読みましたなどと言っていただけることも多く、少しでも多くの方に飲食店の現状が伝わったのであれば幸いです。

僕は2018年3月より約2年8ヶ月の期間に渡り、起業家でした。
そんな僕の元へは「起業した方がいいのか、しない方がいいのか」というアドバイスを求めてくる方がたくさんいました。

起業に関しての僕のスタンスは学生時代に起業を意識し始めた時からずっと変わっていません。
どこかの会社で自分がやりたいことができるのなら、そこに雇われていた方がいいし、どこの会社でもやれない・自分にしかできないことがあるのなら自分で起業するしかない。

もちろん僕は自分にしかできないことをやろうと思い、起業したつもりでした。しかし、コロナなどの外的要因や、自分の実力不足によりなかなか自分の夢や目標に近づけず、それどころか遠ざかっていく日々。

そんな中でジャストで自分の目標に直結しそうなプロジェクトが前職の社長からお話いただけたので、それであれば自分が起業家である必要はないと判断し、出戻りさせていただくことにしました。

そしてあっという間に3ヶ月が経過しようとしていますが、
現時点の結論で言うと、起業家を辞めてよかった。

起業家=自由
という風によく思われがちですが、僕もそのように起業前は考えていました。
しかし、いざ起業してみると、会社員時代と違い従業員の人生を背負わなければいけない点、そして社長業もこなさなければいけない点から、かえって不自由だなと感じることが多くありました。

会社員に戻ってみるとやはりこちらの方が自由で、自分の担当の仕事をしっかりこなしていれば誰にも文句を言われることはありません。
そして何よりコロナの影響でお客さんの来店を首を長〜くして待っているだけだった去年に比べ、自分がやりたい仕事ができています。

元起業家「柴田一生」として、これからは自分のペースでありのままを綴っていこうと思いますので、今後ともご覧いただければ幸いです。

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