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3LDKの食品工場化計画
野菜が獲れるかが問題じゃないんだ。
獲れた野菜をどうするかが問題なんだ!
ド素人農業一年生の竹内・・・ついにこんな生意気なことを言うようになりました。でも、本当なんです。
いろいろやる事があるのですが、もうダイコンの収穫が待ったなしになってきました。
朝、4:30に自宅を出て畑に向かい、まずはこのダイコンたちを引っこ抜く作業を始めました。
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ものの数分で、こんな感じになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656750821369-7pG4hUUDns.png?width=800)
置くところもないので、こうして10数本引っこ抜いてきたら、ダイコンの葉を切り落として、車に運ぶという作業を繰り返します。
ダイコンの葉も食べられる???
うん、知ってます。けど・・・もうそんな余裕はありません。ダイコンの葉は、もったいないですが肥やしにすべく、畑にばらまきました。
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手前側は種取り用に残しておきました。向こう側のダイコンは、結構、たくさん抜いたので、割とスッキリした感じになったと思います。最終的に、この日は、50本のダイコンを収穫しました。
シュンギクも大変です。
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ついに花が咲いてしまいました。もうこうなってしまうと、茎が固くなってしまい、食べるのはキツくなってくるそうです。
ということで、種採り用に残しておくエリアを除いて、それでも食べられそうなシュンギクをなんとか収穫していきます。
それだけではありません。
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いよいよ、キュウリもでき始めてしまいました。キュウリもヤバいです。これから、ものすごい勢いで、できてくるのではないかと思います。
見える範囲で、キュウリも収穫して、ひとまず車で運びます。
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さてさて・・・これをどうするかが問題です。
大量のダイコンを乗せた車を運転して、畑近辺に借りている部屋に行ってみると・・・
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たくさんの不在通知がありました。
そう・・・この日以降、大量の野菜が獲れ始めることが分かっていたので、それに対処すべく、準備を進めていたのです。
参考にしたのは、こちらの情報です。
野菜パウダーというやつを作ろうと思ったであります。
そもそも、野菜パウダーって何ぞ?という話はあります。ただ、この語感だけでも、大量の野菜ができてしまうかもしれない私にとっては、希望の光にみえました。よくわからんけど、とにかく野菜を粉末にするってことでしょ?いいんじゃない?ってな感じです。
実際、こちらに紹介されている内容を確認してみると・・・
1.スライスする
2.乾燥させる
3.粉砕する(粉末にする)
という工程になっています。コレ、私にとっては、いろいろメリットがあると思うのです。
1.長期保存できそう。
2.かさ(容量)が減りそう。
3.栄養素が凝縮されている。
先日、切り干し大根を作ってみましたが、この野菜パウダーなら、ダイコンに限らず、いろんな野菜に適用できそうです。
これからの食料事情を考えると、効果的に栄養確保をできる手段にもなりえますし、これを積極的に進めないわけにはいきません。
ということで、片っ端から揃えてみました。この日、その設備(?)たちが、続々と部屋に運び込まれてきたのです。
まずはコレ、スライサーです。
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思ったよりも、大きい印象です。
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スライスするための機械なので、切り干し大根のようなかたちに切るのは、ちょっと無理っぽいです。ダイコンパウダーを作る際、さしあたりダイコンを輪切りにするような場合は、大活躍するのだと思います。
今、切り干し大根をするときには、こんな感じで格闘しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1656754505265-G12YZEzKeb.png?width=800)
この日も、スライサーが届くまでの間、この作業を延々としていました。若干、筋肉痛気味です(苦笑)。ダイコンパウダーに切り替えて作業するのであれば、この労苦からは解放されそうです。
続いてコチラ。
![](https://assets.st-note.com/img/1656754724426-yx4jdUzlQI.png?width=800)
食品乾燥機になります。
作りは、割とシンプルです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656754774838-T5AbZ6zcAc.png?width=800)
こういうトレイが6枚あって、ここに乾燥させたいものを置いていきます。
そして、乾燥機本体がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656754807943-qs4iVnnKkW.png?width=800)
セットしたトレイをこの上に積み上げて、電源を入れれば、乾燥が開始されます。
いろいろと情報をあさってみましたが、切り干し大根を作るには、温度70度で、18時間も乾燥させれば、キッチリ乾燥しきれるようです。
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ただし、これが動いている間は、とにかく部屋の中は、相当暑くなります。そして、ダイコンの臭いが充満します。使い方自体はシンプルで良いと思いますが、置く場所は考えた方がいいかもです。ただ置く場所といっても、装置自体はそんなに重くもないので、移動は簡単です。
最後の工程は粉砕で、それを行う機械がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656755164808-AqunXm0HYp.png?width=800)
これは、かなりゴッツいです。重さも10kg近くあります。どこかの研究所にでもあるのか?くらい、作りが本格的です。
今のところ、細々と切り干し大根を作り続ける予定なので、コレはもう少し寝かせておきます。
一通り、設備のご紹介をさせていただいたところで、この日の作業内容です。
台所は、こんな感じになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656755263243-wlNCBtgG8P.png?width=800)
これでダイコン6本ですので、これを10回近く繰り返さないと、今回のダイコンは捌けないことになります。頑張るっきゃありませんっ!
3日ほど前から、干しっぱなしにしていた切り干し大根は、こんな感じに仕上がっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1656755381109-liAQ2f0Xox.png?width=800)
これで大体、ダイコン3本分くらいです。うん、コンパクトでよろしい!!
これを目指して、この日もダイコンをおろしていきます。
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チーズおろし器で、細切り大根を大量生産です。
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今回は、食品乾燥機も使いますが、それだけでは到底間に合わないので、前回同様、干し網でも作ってみます。
もちろん、切り干し大根だけではありません。
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ぬか漬けも、さらに増やしていきます。
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今回獲れたキュウリも入れて、ぬか漬けを大量生産です。ぬか漬けのケースは、先日購入したキムチ冷蔵庫の付属品です。
冷蔵庫の中に入れておけば、頻繁にぬかをかき混ぜなくてもよいといいます。これで、そこそこの量のぬか漬けを管理できるのではないかと考えています。
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ちなみに、ぬか漬けを作り続けるにあたっては、ぬか自体を自前で調達できるようにしたいと思い、精米機も買ってみました。
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これもいずれ、設備部屋にセットしたいと思います。
とまぁ、とにかくこんな感じです。
結局、この日はシュンギクの加工にまでたどり着けませんでした。シュンギクは、乾燥させたうえで、この日使うことがなかった粉砕機でパウダーにしてみようと思います。
粉砕機は、いずれほかの野菜パウダーを作るのにも、大活躍することでしょう。
てなわけで、3LDKのお部屋は、見事に食品加工工場の様相を呈してきました。この先、世界の食料事情がどうなるか分かりませんが、農業だけではなく、必要なものは何でもやるぞ!の精神で、前に突き進んでみたいと思います。
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