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モノは考えよう

プライベートビーチって言葉、聞いたことがあります。自分だけのビーチって、それはそれは豪華なものなのでしょう。よく分かりませんが、きっとそういうものを持っている人は、ものすごいお金持ちのはずです。

私は、そういうお金を持ちあわせていませんし、もちろんプライベートビーチは持っていません。持てるような身分ではないです(笑)。

しかし、その日・その時・その場所を、勝手に「自分のもの」だと思ったりして、割と呑気に楽しむことがあります。

例えば、絶景が見える海岸の上に立った時。その自然は、「自分のもの」だと思い込んでしまうと、それはそれで気分が良くなってしまうものです。その日・その瞬間だけ、その海岸を「自分のもの」だと思って眺めるだけで、そこそこに楽しくなれるのです。

ちょっと別の話かもしれませんが、別荘なんて大変です。もちろん、自分の別荘があるというのも、素晴らしいことだとは思います。けれども、自分の別荘を持っていたとして、それをきれいに保とうとすると、結構な時間と手間をかけていかなければなりません。「自分のもの」を持つというのは、それなりに大変なわけです。

それに比べて、その日・その瞬間だけ「自分のものだ」と思い込んで、気分が良くなってしまうのは、何もややこしいことはありません。勝手に自分がそう思うだけです。そう思えば、1~2泊のホテル、ちょっと豪勢に頑張ってみたら、その方が別荘よりずっと優雅な気持ちで過ごせるかもしれません。

もちろん、本当の意味で「自分のもの」ではないので、他人を排除することはできません

それが例えば、プライベートジェットのような飛行機だとして、いつでも乗れるというわけでもないです。そこには、自由にならない「縛り」もあります。

けど、飛行機持つなんて大変です。どんだけ整備しないといけない???

なので、そんなお金がない私にとっては、その日・その時間に乗る飛行機のエコノミー席が、立派なプライベート空間なのであり、「自分のもの」と考えて楽しんでしまうわけです。

貧乏くさい?

そうそう、貧乏くさいです(笑)

けど、無尽蔵にお金があるわけでもないし、そんなに莫大なお金を欲しいとも思っていない私にとって、こうした楽しみ方は、心地よく生きていくためのコツのようなものだと思っています。


こうした楽しみ方は、モノに対してだけではありません。全てに対して、言えることです。


ここしばらく、いろんな問題が溢れ返っています。コロナやワクチンはもちろんのこと、経済、エネルギー、食糧、安全保障、人権・・・挙げたらキリがありません

先日、ちょっとした機会があって、テレビのニュースをみていました。本当に酷いものです。目も当てられないほど、いい加減だと思います。無知な大衆を相手にしていると、こんなことを抜け抜けと言えるのだなぁと、逆に感心すらしてしまいます

私たちは、そんなものに振り回されず、自分の軸で生きていたいものです。

2022年1月18日、ダボス会議における岸田総理大臣のスピーチというのがあります。

今、我々は、Great Reset の先の世界を描いて行かなければなりま せん。 新しい時代を切り拓くためには、価値観や置かれている状況、立場 の違いを超えて対話を積み重ねることで、多くの人が、信頼によって つながることが極めて重要です。 ダボス会議は、長年にわたり、まさに、そうした精神を体現する場 として、世界中の政治、経済のリーダーを惹きつけてきました。 今後、ますます、政治と経済が、それぞれの立場を超え、共に「公」 について議論をし、行動していくことが重要になる中で、この場の重要性が高まっていくと確信します。

外務省「ダボス・アジェンダ 岸田総理大臣によるスピーチ(令和4年1月18日)」より引用

岸田首相、新しい時代に向けて、ずいぶんと立派なことをおっしゃっております。

こうしたところに集うメンバーたちは、世界をけん引するスーパーエリートです。「彼ら」からしてみたら、大衆などというのは、あくまでも支配の対象であり、愚かな群衆に過ぎないのかもしれません。

そうでなければ、今のようなメチャメチャな内容が、テレビなどのメディアで堂々と流れることはないでしょう。

そう、愚民の管理なんて楽勝なんです。

ただ、私たちは、「彼ら」に隷属しているわけではありませんし、「彼ら」を主と崇めているわけでもありません。「彼ら」がいかに「地球のリーダー」ぶっているとしても、そんなことは知ったことではありません。

モノは考えようで、私たちは、そんな「彼ら」の主であると考えてみてもいいと思います。

地球のため、人類のためのお勤めを一所懸命しているというのなら、それはそれでご苦労様です。
しかし、「神人」の立場が社長だとしたら、「彼ら」・「世界の指導者」などというのは専務みたいなものです。そこそこ偉いのでしょうが、けっしてこの宇宙のトップではありません

「宇宙を背負って生きようぜ」より引用

どんなに「彼ら」が、私たちを支配しようとしたところで、現時点で、私たちのすべてを支配できているわけではありません

もちろん、今の世界共産化の流れは勢いを増しており、ますますそちらの方向に進んでいます。しかし、まだまだ完成しているわけではないのです。

残された時間の中で、私たちの方が「彼ら」を使っているくらいに捉えて、その視点で自分たちが為すべきことをみつけていくのがよいと思います。

ピンチはチャンスでもあります。モノは考えようです。


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