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選挙期間が始まって・・・

ずいぶんと久しぶりの方から、お電話を頂戴しました。私が、浅尾慶一郎事務所でお世話になっていた時に、秘書をされていた方からでした。

その方は、私が事務所を辞めた後にも、ちょくちょくお付き合いをさせていただいていました。しかし、コロナ以降は、まったくと言っていいほど、やり取りがない状態となっていました。

その方からの久しぶりの電話だったので、「うん?珍しいな?」という感じでした。

よー、元気にしてる?

懐かしい声でした。

話の用件は、週刊新潮に浅尾氏のスクープ記事が出るけど、内情はしかじかかくかくだから気にしないでほしいというものでした。どうやら、コレのようです。

東大、興銀出身のエリートである浅尾氏は、衆院3期に続き、3度目の参院当選を狙っている。そんな氏に対し憤るのは、つい最近まで浅尾氏を支援していた、元後援者である。
「彼は昨秋、事務所で働いていたシングルマザーを一方的に解雇したんです。未払いの給与もあり、女性は困って労働審判手続を申し立てている。経歴こそピカピカですが人の気持ちがわからない男なんですよ」
 そこで、事情を聞くべく、その女性に連絡を取ってみたところ、
彼に国会議員の適性があるとは思えない。それを知ってほしいと思います」
 と重い口を開き、取材に応じてくれた。

デイリー新潮
「自民・浅尾慶一郎、スタッフの給与未払いトラブル元従業員のシングルマザーを一方的に解雇」
2022年6月22日より引用

一通り、話は聞きました。まぁ、浅尾さん側にもいろいろと言い分があるというものでした。

でも正直・・・どーでもいい話です。

こんなの取り上げるメディアもメディアだし、こんなの気にする関係者も関係者だし、何よりこんなのに振り回される有権者がいるとしたら、それだけでいろいろと問題だなぁという類のものです。

でも、これが現実なわけです。


ただ、その秘書の方は、そんな話があるにはあるけど、浅尾氏の当選は間違いないから「まぁ、大丈夫だろう」という様子でした。私が、浅尾氏に投票するであろうということに関しても、疑いの余地はなさそうでした。

私としても、それくらい疑われることもなかったので、あらためて誰に投票するつもりかなどと聞かれずに済んで、都合がよかったかもしれません。

正直、浅尾氏は、絶対ないです・・・。

そのことは、既にご本人にもお伝えしていることなので、私としても筋を通してるつもりです。今のこのタイミングで、自民党からの出馬だなんて、「国民の生活、苦しめます。国民の財産、売り飛ばします。国民の命、奪います」と宣言しているようにしか見えません。

ご本人や事務所の方々は、このツーショットに「価値アリ!」と思われているのでしょうが、私には「この顔にピンときたら110番」くらい、超ネガティブに見えて仕方ないのです。


思えば、コロナ騒動は、とてもいいきっかけでした。多くの犠牲を払うことにもなりましたが、コロナ騒動のおかげで、どこにどんな問題があるのか、私たちがはっきりと認識できるようになったのではないかと思います。

そういう意味で、この2~3年で、私たちの社会や政治に対する見方は、ガラリと変わったと言えます。もちろん、私の浅尾氏に対する認識も、根底から変えないといけない状態になりました。

けれども、私に電話をくれた秘書の方は、この2~3年の間、何も変わっていなかったのです。そこに大きな溝が生まれていることを実感しました。何も知らないまま、何の悪気もないまま、売国に手を染めていると言えます。

恐ろしいことですが、今、そんなことが世界中で起こっているのでしょう。

困ったものですが、今回の選挙では、まだまだ「この2~3年の間、何も変わっていない」人々が、圧倒的大多数を占めている状態です、基本的には、選挙結果も、それを反映したかたちになるのでしょう。

ただ、それでも、「この2~3年の間で気づいた人たち」が、少しでもいることに目を向ければ、希望を持つことができるのかもしれません。

いろいろありますが、悲観的になりすぎず、前を向いていきたいものです。


蛇足ですが、浅尾さんのことを調べていたら、こんな記事を見つけました。

竹内氏は独自の世界観に基づく改革論を展開する「宗教がかった政治家志向」(知人)と揶揄される。本人は「研究会の旗揚げに大物財界人が続々賛同してくれている」と意気盛んな様子だが、助け舟を出した浅尾事 ………

FACTAオンライン
「アイピーモバイル元社長が議員秘書に異例の転身」
2008年6月号より引用

独自の世界観に基づく改革論を展開する「宗教がかった政治家志向」」って・・・(笑)。誰が言ったのかは知りませんが、まぁ、そんな感じかもですね!?

ちょっと懐かしくも、可笑しいお話でした。


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