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畝づくりを考える
来年、自分が担当する田んぼは確保できました。畑の方もなんとなく決まりそうです。ということで、少しずつ、畑のことも考え始めています。
仮に畑を借りることができれば、そこにどのような作物を、どのように植えていくかという計画を立てていく必要があります。その際、畑にどれくらいの畝を作るのか?ということを考えることが重要です。
※あ・・・知らないけど、きっと重要よね?
ということで、畝について調べ始めました。
できる限り、「自然農」のようなかたちで進めたいので、以前、購入した「誰でも簡単にできる!川口由一の自然農教室」で、畝の部分を開いてみました。
畑の水はけをよくし、野菜を育てるために土を盛り上げた部分を「畝」と呼ぶ。自然農では一度つくった畝で連続して野菜を育てるので、耕して畝をつくり直すことはない。畝の高さや幅によって水はけや通気性を調整できるうえ、作業をしやすくしたり、通路をわかりやすくする効果もある。
スタート時に平らになっている場合は、掘った溝の土を畝側に上げて、緩やかなかまぼ状になるように仕上げる。このとき土を上げることで耕したように見えるが、地面に土を被せただけなので、塊を細かくして、平均的にならしておけば、すぐ元の状態に戻る。
畝の高さは畑の状態と周囲の環境に合わせて、湿っている場合は高く、乾燥している場合は低くするのが基本。
※川口由一監修、新井由己・鏡山悦子著「誰でも簡単にできる!川口由一の自然農教室」宝島社、18頁より引用
自然農の場合、一度、畝を作ると何度も作り直す必要はないとのことです。したがって、畑を確保したら、まずこの畝作りがとても大事のように思います。
ただ、畝を作ると言っても、どれくらいの幅で作ったらいいの?
すぐに最初の疑問にぶち当たります。そして、この簡単にみえる疑問に対して、なかなかすっきりとした答えが見つかりませんでした。いろいろと情報は出てくるものの、最終的には作物や好みに合わせて畝作りをするみたいなものが多く、素人の私には決められないのです。
で、出会ったのが、この動画。コレ、とても参考になりました。
ポイントは、以下の通りです。
①畝が少ない方が、畝間が少なく栽培面積が大きくとれる
②畝間を大きくとった方が、作業がしやすくなる
③畝を広くした方が、野菜の根が伸びる範囲が広くなる
④畝を(3mなど)広くしすぎると真ん中まで手が届かないため、1.2mくらいがちょうどいい
⑤畝が広い(土の量が多い)と環境(温度と水分)変化を少なくできる
ものすごく参考になりました。畝幅は1.2mと明確に言ってくれています。畝と畝の間(畝間)も、なるべく広くとった方がいいことを教えてくれています。
もう、これで言うことなしでしょ?
ということで、まだ具体的に畑が確保できたわけではないですが、畝の計画(仮)を作ってみました。
畝幅1.2m、畝間は0.8mとたっぷりめです。A畝~J畝と10本の畝を想定しています。
「明渠」というのは、上掲動画にもあったとおり、ちょっとした排水路のような位置づけで、ここの土を各畝に盛っていくイメージです。
普通に考えたら、畝間を掘って、その土で畝を作っていく方法の方が簡単に見えます。
しかし、そうしてしまうと、畝間の部分が元々の地面の位置よりも低くなってしまいます。すると、どうしても水が溜まりやすくなり、雨の日などに作業がしにくかったり、水浸しの状態で踏み固められることによって、野菜の根が張りにくくなったりするそうです。
畝間にも野菜の根が張るので、畝間の状態も大事のようです。
したがって、畝間に水が溜まってしまうのを避けるためにも、畝間ではない場所に「明渠」のような排水路を作って、その土を畝に盛る方向で考えていきたいと思います。
さてさて・・・こんな感じで畝計画(仮)はばっちりです。これで畑を借りたら、ひとつ進めるべき作業は決まったかな?
記事の最後は、畝とは全然関係ないこんな動画をご紹介しておきます。
※Youtubeでは削除されてしまいました。
オーストラリア、大変なことになっていますね。
ちょうど一年前くらい、米国大統領選がとんでもないことになっており、世界が狂っていると思いました。しかし今、選挙どころではなく、こんな命に直結するような問題で、プロパガンダや恐怖政治が成立してしまうという現実。今我々は、凄い世界に生きていると思います。
先日、中村先生の記事でも、海外の状況が紹介されていました。
いろいろありますが、こういうものをみると、日本はまだまだ恵まれている方だと思います。恵まれているということに安住せず、この恵まれている環境をいかして、動けるだけ動きましょう。
まだまだ、私たちにはやれることがたくさんあります。
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