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「怒ってます!」からの無視

SATORISM TVさん、怒ってます

こちらの動画を全部みていただければ分かることですが、「まぁ、たしかに酷いわな」と思ったので、以下、SATORISM TVさんの指摘されているポイントをまとめてみます。

まずは医療がひっ迫しているという問題です。私もよく聞きます。

先日、とある人と話をしていたら、「医療崩壊しちゃっているから、何かあっても自宅療養しないといけないもんな」と言われました。

新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院内閣委員会の閉会中審査で、新型コロナウイルスの新規感染者数が初の3000人突破で過去最多3177人となった東京都の医療態勢について「もうすでに医療のひっ迫は現実に起きている」と指摘した。
※日刊スポーツ「尾身会長、東京で「もうすでに医療の逼迫は現実に起きている」」2021年7月28日より引用

たしかに言ってますね。尾身氏が医療ひっ迫を訴えています。

光太くんが亡くなったあと、警察は“コロナで病院がいっぱいだった影響が大きかった”と遅れた原因を話していたそうです
※livedoor News「ポルシェにひかれて死亡した小4男児、病院たらい回しが影響か「重なった“2つの不運”」」2021年1月14日より引用

救急のたらい回しも起こっていて、救える命も救えないという報道もされました。当然、こういうニュースに接していれば、コロナのせいで医療がひっ迫している、何とか病院に行かないようにしなければという心理は働きえます。

しかしです。

日本テレビが入手した、コロナ患者をすぐに受け入れ可能な「即応病床」と申告している東京都内172の病院の病床使用率をまとめたリストによれば、病床使用率が100%を超えている医療機関は50施設、40%未満が27施設0%が7施設あったという。
(中略)
重症用ベッド1床につき最大1950万円重症以外でも最大900万円、さらに緊急時に備えてベッドを空けておく「空床確保料」まで支払われる
(中略)
現実は使用率40%にも満たない病院がゴロゴロある。もちろん、たまたま同じタイミングで回復して一斉に退院したということもあるかもしれないが、あの四文字が頭に浮かぶ方も多いのではないか。
そう、「不正受給」である。
※ダイヤモンドオンライン「「幽霊病床」問題で露呈した、日本の病院に根付く深刻な不正受給体質」2021年9月9日より引用

実際の病床使用率はそんなに高くなく、病院側は使っていないベッドを確保しているだけで、補助金をガッポリもらっているというのです。丸儲けですね。

尾身会長が理事長をつとめるJCHO傘下の病院でコロナ患者用の病床が30~50%も使われていないことが明らかになり、132億円の補助金がぼったくりと批判されている。
(中略)
ただ、コロナ病床は埋まらなくても補助金が出るので、儲けようとする病院ほどベッドの空きが出る。尾身氏の病院がその一例ということだ。政策立案者が儲けを考えて埋まらなくても金が入るシステムにしているのだからまさにマッチポンプだ。
※MAG2NEWS「尾身会長の病院も。補助金まる儲けで患者を見捨てる医師たちのコロナ太り」2021年9月14日より引用

医療ひっ迫を訴えていた尾身氏傘下の病院でも、その補助金受給が問題になっています。マッチポンプと言われても仕方ありません。

リストには都内の37病院の「極秘」とされる実態が記されていた。コロナ患者用の病床は614床、そのうち入院患者数は268人。病床使用率は44%にとどまった(数字は9月6日時点)。
(中略)
A病院ではコロナ患者用の病床を16床確保しているが、コロナの入院患者は3人、病床使用率は19%だった。B病院では29床のうち8人、28%、C病院では43病床のうち16人、37%、D病院では50床のうち28人、56%、E病院では52床のうち34人、65%、F病院は22床のうち15人、68%だった。
(中略)
補助金の返還などを考えているかの質問については、「不適切な補助金は返還します」と回答した。
※AERA dot「【独自】東京都医師会幹部らの病院でコロナ病床の56%は空床 直撃に「不適切な補助金は返還したい」」2021年9月11日より引用

こうしてみてみると、病床ひっ迫医療崩壊メディアが作った虚像だと言えそうです。そして、自宅療養たらい回し強要されている人々は、こうした仕組みの被害者であると考えられます。

SATORISM TVさんとしては、もう詐欺だろ?逮捕しろ!というほどお怒りです。法的な建付けは置いておいて、心情的にはとてもよく分かります

国民には「緊急事態宣言」という名の縛りを押し付けておきながら、一方では、ガッポリ儲けている人がいる・・・みんなが大変な思いをしているときに、そりゃ納得できません

怒ってどうなるというわけでもないです。けど、怒りましょう。こんなの許せません

一旦怒って、そしてさっさと次のことを考えましょう

こういう人たちが、国の方針や政策を決めて、どのように税金を使っているかということは、よく分かりました。だから、もうおとなしく言うことを聞く必要もないと思います。

無視で結構。「ん?なんか言った?」くらいなもんです。


腕を持たれていても関係ありません。もはや腕を持たれていることすら忘れてしまった方がいいくらいです。

目指すべきところだけを意識して、ツツーっと進むだけで、私たちは行くべきところに行けるのだと思います。


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