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将棋星人と人工知能

将棋の世界ではよくある古典的なギャグとして将棋星人というものがある。いわく、将棋星人は惑星間移動の技術をもった将棋が大好きな異星人だ。ある時、その将棋星人が地球にとうとう来てこう言うのだ。

🐙「地球を植民地にする。しかし将棋で私に勝ったら許してやろう!」

なぜ、将棋星人は日本のローカルゲームである将棋を知っているだけでなく、こんな酔狂な条件を人類に突きつけるのか全くもって謎なのだが、設定だから仕方ない。さてここで問題が発生する"誰"で立ち向かうのだろうか?

私としては、世界中の科学者を巻き込んだ大規模コンピュータグリッドシステムを作成・使用することをおすすめするのだが、みなさんはどうでしょうか?やはり羽生善治永世七冠に出て来もらいたいというものが人情かもしれない。人間は人間が大好きなのだ。電王戦に出続けていて本当によくわかった。明らかに人間は人間のことを信用している、それも過大に。

よく巷ではAIが人類を滅ぼすことへの懸念が伝えられているが、正直ちょっとずれている気がする。だってそれを議論するなら人類が人類を滅ぼす確率も考えないとフェアじゃないよね。

私は知能の力を信じている。未来のAIが人間を超える強力な知能を獲得したならば、きっと色々うまくいくと楽観的に考えている。


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