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スピリット・アイランド 攻略   ~炎のごとく揺らめく影~

※この記事はスピリットアイランドの戦術備忘録です。

※ルール説明はありません。

※ソロプレイでの戦術を記していきます。シナリオや敵対国をそれぞれ単体で徐々に難易度をあげながら20回ほどプレイしました。




1.精霊紹介:炎のごとく揺らめく影

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プレイ難易度が易しい初期精霊という立ち位置のようですが、侵略者を直接攻撃するのではなく不安を与えて勝利を目指すプレイスタイルなので個人的には難しい精霊なのではないかと思います。また、土地がすぐに荒廃していきやすいのでプレイ中にかなりプレッシャーを与えられる印象がありました。

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性能紹介。

先天能力は即効能力なうえにレベル1の能力は発動条件が軽く、そのラウンドで建設を行う土地にいる侵略者を別の土地に移動させることができるので使いやすいです。レベル2以降の能力は破壊はおまけ程度で恐怖を与える能力として強力です。ちなみに筆者はカードプレイ枚数を4枚まで開放できたことがないためレベル3を使用したことがありません。

特殊ルールは初期能力カードに到達距離が短いものが多いため、使用を余儀なく迫られることがあります。精霊力もなかなか入手しづらい精霊なのでありがたい能力ですがその分代償も大きく感じます。

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初期能力カードは扱いが難しい遅発能力のものが多いですがいずれも恐怖をガンガン与えていくという点で強力です。使い始めた当初はプレイを進めていくとこれらの強さに気づく程度で使いこなすのが難しかったです。「影隠し」は土地へのダメージは無効化しないので、荒廃コマは置かれるし存在トークンがあればそれも破壊されてしまいます。それでもダハンの力を借りて侵略者を一掃する貴重なカードでもあるので時には大活躍してくれます。


2.基本プレイ方針

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先天能力を利用して建設を未然に防ぎつつ、建設された建物を「しおれ枯れゆく作物」で弱体化したり、「義によって集う仲間」と「影隠し」のコンボで破壊していきます。同時に恐怖をなるべく与えていくことを並行作業としてこなして勝利を目指します。

第1ラウンドの成長は「②能力カード獲得+存在1枚配置」か「③3精霊力獲得+存在1枚配置」のいずれかを選択しますがどちらにするかは状況によって異なります。②の能力は戦術の幅が広がるものの、精霊力不足に悩むのでピーキーなプレイになりやすいです。一方で③の能力は精霊力に余力が出るので後からの逆転行動を取りやすいです。個人的には③の能力でスタートした場合はカードプレイ枚数やエレメントも考慮すると逆転行動を取れる能力カードを獲得できる可能性が低いと感じているので、僕は②で始めることが多いです。

②の成長を選択した場合は開放する存在トークンは精霊力の方になることが多く、第2ラウンドからカードプレイ枚数を増やす方の存在トークンを開放し始めます。ただ、②の成長によって有用な0コストカードを獲得できた場合はカードプレイ枚数の方を開放することもあります。


3.獲得する能力カード

小能力カード

優先度S

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よっぽどのことがない限りこれらのカードはいつ獲得しても無駄がないでしょう。「暗くもつれた木々」は炎のエレメントこそないものの、数少ない防御能力があるカードです。同じく防御カードの「荒ぶる大地の奮闘」は到達距離条件は厳しいですが、精霊の特殊ルール「ダハンの影」で誤魔化すことが可能です。その他のカードは恐怖を与えたり、建設予定の侵略者を追い出したりすることができます。

優先度A

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エレメントに月と炎の両方があるカードは少ないので「元素の恵み」はときには貴重です。「異様な溶解」は欲しいエレメントが月のみですが、恐怖を与えつつ(この聖霊は土地を荒廃させやすいため)荒廃トークンを取り除ける能力は強力です。「不変の才能」「生命力の贈り物」は意外なピックかもしれませんが序盤の精霊力不足を補って後からの行動を安定させてくれる優良カードです。後から大能力を獲得するときに忘れる対象として選びやすい点でも魅力的です。

優先度B

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エレメントが一致してはいるものの、能力として物足りなさを感じるカードです。「魅惑的な幻影」「危機妄想」はその場しのぎ程度の能力の割にコスト1が重く感じます。「亡霊と残り火の地」は自ら土地を荒廃させるので使いどころが難しく、上級者向けのカードという印象です(筆者はこういったスーサイド系能力が苦手です…)。「ダハンの習わしへの招き」「力の贈り物」はいずれも能力としては強力ですがプレイタイミングが時すでに遅しということが多々ありました。

大能力

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「激しい苦痛にのたうつ大地」「密林の飢え」はエレメント条件達成を目指しやすいカードですが、「激しい~」はダメージ量を荒廃トークンの数に依存するためプレイ難易度は高めです。個人的には恐怖レベルを3まで上げたところで「稲妻の鉤爪」や「灼熱の再生」で侵略者の都市コマを一掃して勝利するフィニッシャーとしてプレイすることが多いです。

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これらのカードは一見有用そうですが獲得しません。「恐ろしい悪夢」「身のすくむような恐怖」はエレメント条件達成が厳しく、達成能力なしでは力不足に感じるカードです。一方「忘我の霧」「死の復讐」はエレメント条件達成はしやすそうですが能力が多人数プレイ向きなのでソロプレイでは獲得しません。

4.ゲーム記録

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ゲーム終了時の盤面は本当にこれで勝利と言えるのだろうか…と思わせることが多いです。(盤面はベストプレイ時のものではありません)


ベストプレイ結果…46点

プロイセン王国レベル3(難易度6) 島A テーマ無し

恐怖レベル3 健常な島

獲得カード:荒ぶる大地の奮闘、未知なるものの誘い、異様な溶解、密林の飢え(影隠し)

5.その他の精霊の攻略

~陽光を浴びた大河のうねり~
~稲妻の迅き一撃~
~生命に満ちた大地の力~
~雷と話す者~


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