No,161.北海道に北広島市が何故あるのか?から移民まで
昔から北海道に北広島市という地名があることがきになっていたので、調べてみた😃
同時にYouTube動画のリンクも貼っておきます!(^^)!
はじまり
札幌市と千歳空港の中間に位置する「北広島市」の歴史は、1884年に広島県人25戸103人が集団移住したことに始った。
その後、1894年に分村して広島村になり、1868年に広島町、そして1996年に市制を施行したらしい。
移り住むことからふと思い出した
移り住むってことで、確かブラジルなどの移民は広島出身者が多いと聞いたことがある。
なぜ多いのか?
広島県の西部地方は、安芸門徒の名で呼ばれるように浄土真宗の信者が多い地域でもある。
浄土真宗は教義で殺傷を禁じていたので、江戸時代にはこの地域では間引き・堕胎などが行われず、他の地域に比べて人口増加率が高かった。
つまり、江戸時代には子どもの食い扶持を減すため、赤ん坊が生まれたらすぐに殺してしまう『間引き』という風習があったが、広島県は浄土真宗の信者が多いため、この『間引き』をしませんでした。
その結果、人口増加による過剰労働力は地域経済はデフレなる(人余り)。そこで、当時の賃金の5~10倍であったハワイなどの高賃金は魅力であったことと、そういった背景から移民が多くでたと思われます。
引用:『広島県の歴史』
江戸時代〜明治時代の広島人口
その証拠に、江戸時代亨保6年1721から、明治5年1872の人口を比べてみると、日本全体では27%の増加率ですが、安芸の国では84%と、ほぼ倍増と言っていいほどの増加を示しています。
引用:『広島県人の移民が全国トップ、のワケ』
広島人の世界移民分布
移民の比率をみたら、ハワイ、アメリカ西部、南米をはじめ、アジア、オセアニアなど、海外に移住した人たちの中で、
広島県出身者が第1位で9万2千人
2位・熊本県の6万1千人
3位・沖縄県の5万5千人
4位・福岡県の4万4千人
5位・山口県で4万2千人です。
結論
つまり広島に住んでいた先人たちは、家族が増え経済的理由から「間引く」ことはせず、
対処法の一つとして移民という道を選んだということも要因の1つなんだね。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
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