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No,125.「夜の街」の憲法論―飲食店は自粛要請に従うべきなのかの記事に心打たれました・・

この記事は1分で読めます(谷口教授の記事を含めば7分程度です)

教授の立場で発言して谷口教授は本当に凄い人だなと思ったので投稿させていただきました。

学者は「きれいごとばかりいって理想論を語る」と思われがちだけど、この記事は「理論と実践の融合こそが生きた理論」を実証している人だなと・・・

個人的にそう思うのは、夜の世界に居た経験とお店にお酒を提供する酒屋で働いていた経験から心を打たれのだろう。


谷口教授とは

記事の中で心を打たれた一文

地域におけるパブの閉店は、人びとの社会的孤立を引き起こし、イギリスの労働者階級の生活条件の悪化のシグナルになっているというものだ。じつに興味深いことに、パブが地域から姿を消すことによってコミュニティのハブとなる場所が失われ、その帰結としてイギリス独立党(UKIP、右翼政党)への投票行動が促進されるというのである。

この一文はアノミーを思い出す。

「アノミーとは 、社会秩序が乱れ混乱した状態を指す「アノモス( anomie )」を語源とし、社会の規制や規則が緩んだ状態では、個人が必ずしも自由になるとは限らず、かえって不安定な状況に陥るとした。※松村( 2015)は論文の中でデュルケームが定義したアノミーを引用

「昼間の低劣なワイドショーや感染者数だけを垂れ流して不安だけを煽る「報道の自由(精神的自由)」を、ただ正直に商売をしたいだけの飲食店を含む中小事業者の「営業の自由(経済的自由)」よりも厚く保障することに何の正義があるのだろうか」


最後まで読んでいただきありがとうございます( *´艸`)

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