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真実と事実(現実)は違う

真実と事実(現実)は違うことについてつらつらと書いてみる。

真実とするには事実を積み重ねるしかない。
帰納法で言えば1つの事象(事実)を見ただけで、真実として虚像を作り上げているとしか思えないから。

例えば、頭が痛くて不機嫌にしている(事実)人を見たとする。「あっこの人は愛想のない人に違いない(真実)」と認識するようなイメージだ。

前から真実と事実(現実)は違うと言っていたが、なぜそのように考えるようになったのかを思い返すと、20代のころ探偵の仕事をしていた同級生の話や、探偵の会社をしていた人から聞いたことが発端だなと。

浮気現場を押さえるため写真などを盗撮する(事実)。

事実を告げるも、その後そういった経緯には様々な原因(真実)があり修羅場になるどころか仲良くなるケースがあるらしい。

つまりこういった暴露本や文春のしょうもない芸能人や政治家の浮気なんて1つの事象に過ぎずその背景には様々な要因が隠されたうえで積み重ね真実になるということである。

もっと言えば可視的な(見える部分)そのものではなく(事実)、根底にある不可視的(見えない部分)を見出すため(真実)には事実に翻弄することなく冷静に判断する洞察力や直観力を養うべきじゃなかろうか。

そう考えると近い関係性では洞察などは可能だが、会ったことも話したこともない芸能人、政治家を洞察することは不可能なので事実をみて真実を得ることは出来ない。


よって真実はわからないので信じても考えても仕方ない。
煽動ってこういったことでコントロールするんだが。


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