句読点とかっこ

基本的なルール

かぎかっこ「」の前後に読点は不要


✖ 彼女は、「ケーキが食べたい」と言った。
○ 彼女は「ケーキが食べたい」と言った。

かぎかっこ「」の文末に句点は不要

✖ 彼は「明日は釣りに行こう。」と言った。
○ 彼は「明日は釣りに行こう」と言った。

例外①

かぎかっこ「」が2文以上の場合、1文目のみ句点が必要

○ 私は「おつかれさま。明日は車で迎えに行くよ」と言った。

例外②

かぎかっこ「」の前に主語があり、それを受ける述語が省略されている場合、かぎかっこ「」の後ろに句点が必要

○ 友人からのメッセージ「本当にがんばったね」。その優しさが嬉しかった。

まるかっこ()の中の文に句点は不要

✖ (まとめサイトで比較した。)
○ (まとめサイトで比較した)

例外①

まるかっこ()の中の文が部分的な注釈の場合、まるかっこ()の後ろに句点が必要

○ 美味しいケーキ屋さんを探した(市内で検索)。

例外②

まるかっこ()の中の文が全体的な注釈・筆者名などのクレジットの場合、まるかっこ()の前に句点が必要

○ 泣かぬなら泣かせてみようホトトギス(徳川家康)


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