1.4 初期段階で新築区分投資をしてはいけない理由

新築区分マンションを購入する人が増えているようですが、資産形成したい人が順番を間違えると失敗します。その理由を解説します。

車に例えると区分は乗り合いバス、一棟マンションはタクシーです。一棟で保有しない限り、マンション全体に関わる重要な決定は一人ではできません。各区分オーナーの意見を聞きながら決めることになるので、人数が多いと意見がまとまりません。かつ、時間もかかります。反対者いたら、物事が前に進みません。

一方、一棟であれば、オーナーの一存で好きなようにできます。他と差別化するために、民泊化、リノベーション、ペットOK、テナント誘致も自由にできます。


新築区分マンションは総じて利回りが低い。4%の物件をローンで買うと、ほとんどキャッシュフローが残りません。土地の持分評価はわずか、建物RC単価は20万/平米です。銀行は、その担保評価から更に掛け目を入れます。残債を減らし自己資本比率を高めない限り、次借れずそこでストップです。

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