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サリンジャーをつかまえた
NHKの新番組、『完全なる問題作』といういささかショッキングなタイトル。第1回は『キャッチャー・イン・ザ・ライ ライ麦畑でつかまえて』らしい。さてNHKの切り口はどこになるのだろう?
『サリンジャーをつかまえて』もういつのことだか思い出せないが、古本屋でみかけた『サリンジャーをつかまえて』。言い得て妙なタイトルだと、ひとり合点がいった思い出がある。パラパラと開いてみたが、もう内容は覚えていない。
熱中症から学ぶ生理学
口が開いてきたら熱中症に警戒!
体に熱がこもってくると、呼気で深部体温を排泄します。
犬と同じです。
口が開き、吐く息の音が増し、思考力が低下していくなら、早く冷房のあるところへ避難すべきです。
口を開けて冷たい空気を吸うと、肺の毛細血管で血液が冷却され、深部体温が下がっていきます。
以下、より体感を目指す生理学として、、、
体温排泄が優先されると、吸気不足となり、自ずと酸素不足となります。
リスク化される世界 果てしない比較考量
美馬達哉『リスク化される身体』青土社 2012
リスクという概念が社会に確立され、それがいつの間にか医療に潜り込み、身体はリスク評価の俎上のものとなった。
リスクを避けるために人はあらたなリスクを犯しているのではないか?
この本が2012年に医者によって書かれていることに驚かされた。
p62より引用〉
リスクが過大な恐怖を込めて表現され、健康増進の効果が強力に宣伝されたとき、消費者である個人
小林紀晴『写真学生』漫画版
半分個人的な読書日記です。なんの結論もありません。。。
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『写真学生』原作=小林紀晴 漫画=長浜敏海 集英社 2002
原作者の同名小説があるらしい。ぜんぜん知らなかった。
それもそのはず。私は小林紀晴についてろくに知らない。唯一知っているのは『Tokyo Generation』。発売と同時に買った。文人たちの東京。それもかつての東京を、現在の東京の写