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『失敗事例で分かる自治体法規担当の仕事』

たまには、本業関係の書籍について

タイトル通り、失敗事例を通じて、自治体の法規担当の仕事について、実務のポイントを学んでいくことができる1冊
著者は、那須塩原市職員の蓮實憲太さん

○府令・省令を鵜吞みにしてはならない
○条文の主語が正しいかよく確認する
○行政実例に過度に頼るのはキケン
○市長がつかまらない、公布まで進行管理をきちんと行う
○「法規担当にこう言われた」という情報は、独り歩きしがち
○行政委員会は契約締結権を持っていない
○申請拒否の理由欄は「根拠規定」だけでは不十分

なんて、あるある!って感じの失敗事例を挙げて、そうそう!って感じで大事なポイントになる知識やスキルが次々出てくる。

経験の浅い法規担当向けの本だけど、経験が長くても、法規担当じゃなくても、役立つ一冊かも。



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