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地元の砂浜が消えた…。千葉県の自然を守るカーボンニュートラルとは

上京して5年、昨年コロナをきっかけに千葉の実家に戻ってリモートワークをすることに。

5年ぶりに千葉で生活する中で地元の自然やのどかさにすごく癒やされて、なんて素晴らしい環境で育ってきていたんだろうと23歳になって初めて地元の良さに気が付きました。

家から海までは徒歩30秒で行ける距離で、小学生の夏休みは毎日遊びにいっていましたが大きくなってからは一度も行くことはありませんでした。
昨年実家に戻って、自然に囲まれている地元の素晴らしさを実感してから無性に海に行きたくなって、約12年ぶりに足を運びました。
そこで見た景色は衝撃的なものでした。


実感した地球温暖化の脅威

小学生の時に見ていた景色とは打って変わって、砂浜の面積が大幅に狭くなっていることに気が付き、すごく驚いたし、恐怖感みたいなものを感じました。

私の住む九十九里浜を含む県東部地域の海では、21世紀末に砂浜の面積が最大で9割縮小する可能性があると言われているそうです。今世紀末に砂浜の大半は消えるといったところでしょうか。
この話が納得できるような勢いで海面上昇が起こっていることを実感しています。

海面上昇の主な原因は地球温暖化にあるでそうです。
温暖化が進むと陸上の氷河や氷床が溶けたり、海水が膨張したりすることで海水面が上昇します。
また、海だけではなく県民の生活にも支障が出てきます。例えば、私が住んでいる地域一帯の平均気温は最悪の場合、5度近く上昇すると予想されているそうです。最高気温が30度を超える真夏日が年間69日と20世紀末の2.4倍に増えるとも言われています。
気温が高くなればなるほど、米や野菜の品質低下、乳牛の搾乳量の減少も懸念されますよね。


千葉県のカーボンニュートラル

地球温暖化をこれ以上進めないために、「カーボンニュートラル」という活動が世界で注目されています。

カーボンニュートラルとは、CO2排出量をゼロにすることを目指すものです。大気中には多くの二酸化炭素が存在しており、これが地球温暖化の主要な原因だと言われています。CO2排出量をできる限り減らしていくことが求められており、その取り組みやシステム・社会実装を指す概念です。

千葉県では、令和元年に、記録的な暴風雨となった房総半島台風・東日本台風及び10月25日の大雨が短期間のうちに連続して発生し、甚大な被害が発生しました。大規模な自然災害が頻繁に経験したことから、気候危機を感じ、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行いました。
県民や事業者、市町村が協力し、「オール千葉」で、温暖化対策の推進を目指していくそうです。

千葉県内の各市町村でも、カーボンニュートラルの決意表明を行っており、ゼロカーボンシティ宣言を掲げて活動している地域や家庭でできるCO2削減の取り組みをHPで紹介している自治体もありました。

CO2排出ゼロを目指して

千葉県全体で積極的にカーボンニュートラル宣言を行っていることを知り嬉しく思いました。
まだまだ知らない人が多いと思うので、実現するために企業や家庭にカーボンニュートラルの活動が浸透するように、機会を作る必要があるなと思いました。

異常気象や海面上昇等の原因が私たち人間が引き起こしているという事実は知っていたが、自覚はあまりありませんでした。
CO2を減らすことでどれだけのリスクが減るかどうかイメージしにくいからこそ、災害等経験していても自覚をもって対策していこうという気持ちになるのが難しいのかなと思います。

しかし、今回の海面上昇を目の当たりにして、少しでもCO2を減らすような行動をしなければという自覚が生まれました。
CO2の排出量を抑えるためには、企業任せではなく、家庭での対策も必須になってくると思います。

まとめ

家から海まで徒歩30秒と考えると、海面上昇でいつか家の近くまで海が来る可能性を考えると、地球温暖化をこれ以上進めないためにもいち早くカーボンニュートラルに取り組んでいかなければいけないことだと思いました。

地元の素晴らしい環境を維持するために、私たちがやるべきことはたくさんあると、この記事を書いて感じました。

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