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DX時代における規格の重要性

みなさんこんにちは!わらがい紗羅@ISOプロです。

突然ですが、「DX」という言葉をご存知でしょうか。昨今、経済産業省が推進している“デジタルトランスフォーメーション”の略称で、私達の生活の中にデジタル技術を投入することで更に生活を豊かにするというものです。
今回は身近なDXを取り上げるとともに今後のDXの課題についてもお話していきたいので、ぜひご一読いただければと思います。

昨今のDX化について

改めて、DXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念を指します。

難しそうに感じますが、私たちの生活の中にある身近なものを考えてみたら、DX化しているものがたくさんあることに気が付きます。私が実際に利用しているものを例に書いてみたいと思います。
例えば、フリマアプリのメルカリ。スマホがあれば簡単に出品や購入ができる仕組みになっています。匿名配送ができたり、あて名書き不要で配送できたり、売上金をポイントとして使えるメルペイなどのサービスを提供しており、簡単で利便性が高いため私も学生の時から利用しているフリマアプリです。

次にモバイル交通系IC。交通系ICと言えば、カードが一般的でしたが、モバイル版がでたことで、チャージや買い物、交通機関の利用などが、スマホだけで完結できるようになりました。

そして、世界で最もDXの実現に近い形だと言われているAmazon。わたしもネット通販やプライムビデオなど頻繁に利用しています。企業理念である地球上で最も豊富な品揃えと掲げている通り、ほんとに何でもAmazonで買えてしまいます。プライム会員だとプライムビデオやAmazonミュージックなど一つのアカウントで様々なサービスを利用できることからDXの実現に最も近いと言われるのも納得です。

アパレルでは身長と体重を入力するだけで、自分の体型にフィットする洋服を提案してくれるサービスを提供しているネットショップもあります。ネットショップの悩みであるサイズ選びの不安を解消してくれるため、店舗にいかなくてもネットから簡単に商品の注文ができます。

オークションなどの売上金は振込申請して現金で受け取る、交通系ICカードはカードを持ち歩いて利用する、洋服は販売店で、見たい映画やドラマはレンタルビデオ屋まで行って購入する。
当たり前だと思っていた行動をデジタル変革することにより、出歩かずともスマホなどがあれば簡単にサービスを受けられる時代になりました。既存のビジネスモデルが崩れてきていることが分かります。

ビジネスモデルそのものを変革することで、その企業は競争力の優位性を確保することができます。

DXが進むにつれて乱雑になる規格

DXの推進は市場での優位性を保つため、孤立化した独自のシステムや基準が設けられます。拡張や連携の仕組みが用意されていないために、拡張に時間がかかったり、連携していないことで特定の場所でしかサービスを利用できないなどです。
利用したいモノや場所がばらばらになってしまうと消費者が管理するデータやモノが増えます。

例えば、メルカリの売上金をメルカリ以外で使いたい。メルペイ対応している店舗でないと使えないため、売り上げ金をなかなか使えないままになっています。

交通系ICカードは地域によってたくさん種類がありますよね。ICカードによって条件が異なるため、ポイント還元を受ける方法が違ったり、ポイントの利用期限が一律ではありません。そもそもポイント還元がないカードもあります。私もSuicaとPASMOを持っていますが、ポイント還元されるタイミングや有効期限が全く違うため、あまりよく理解しないまま使っています。

他にもたくさんの動画配信サービスがありますが、サイトによって取り扱っている動画が違うため、複数の配信サービスの登録することで、お金もかかります。見たい動画が分散しているため、一つの配信サービスを使うということはほとんどないので、お得感もあまり感じられません。わたしも周りの友達もだいたい2~3のサービスの登録している人が多いです。

ネットショップのサイズフィッティングは、会社によって算出方法が違うからか実際に購入すると、推奨されたサイズの通りフィットしていることや反対になんか違うなと感じるときもあります。

規格を統一化する

DXが進むことで、利便性が上がっていることは確かですが、同じようなモノ・コトを利用していても企業によって基準がばらばらなため、利用者としては、利用しずらい面もあります。また、ルールや基準が企業によって異なるため、情報量が多く、自分にとって何が最適か分からなくなり選択しづらいこともあります。

バラバラになった規格を統合することで、利用者側の利便性が上がるんではないかと考えました。
持っているICカードやポイント利用の連携場所を増やすことで、アプリを複数もたなくてよくなります。また、交通系ICカードは、どのカードでも還元を受けられるタイミングや有効期限が一律になったら分かりやすいのかなと思いました。

動画配信サービスでは、取り扱う動画をほぼ同じにすることで、複数のサイトに登録しなくてもよくなります。

ネットショップのサイズフィッティングは、算出方法を統一化させることで自分に合う洋服選びの精度が上がるかもしれません。ZOZOでは、ミリ単位で足の計測ができるZOZOMATなどのサービスを提供しているので、統一化の必要はあまりないかもしれません。
しかし、おおまかに身長と体重の入力だけで、推奨サービスを表示する場合には推奨サイズを統一化させたほうが利用者も、よりネットショップのサイズ違いによる不安を解消できると思います。

上記のように、統一化が実現し、共通のルールを作ることができれば、利用者側は利用しやすく、仕組みについて理解しやすくなると思います。

まとめ

DX化は、人々の生活をとても豊かにしていることが分かりました。今回の記事で、自分の身の回りは思っているよりDXに囲まれていて、違和感なく利用しているんだなと気づかされました。

利用する中で、もう少しこうなったらいいなということで、DXの統一化についてお話していきましたが、いかがだったでしょうか。
なかなか、他企業と連携したり、各々優位性を保っているコトでの基準の統一化の実現はなかなか難しいかもしれませんが、実現したらコンパクトに、より便利になるなと感じました。

Amazonが販売しているFire TV(テレビに接続して映像を出力する機器)は、Amazonプライムビデオだけでなく、他の動画配信サービスも再生できるようになっています。このように、他企業のコンテンツもAmazonで購入したものでも再生できることはすごく便利で、それぞれに対応している製品を買わなくて済むので助かりました。このようにDXの連携と拡張がどんどん進んでいったらいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今後ともISOプロ、わらがい紗羅@ISOプロをよろしくお願いいたします。

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