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ビアソムリエの私が大手ビール神7の飲み比べをしてみたところ。。

40年近く生きてきて、ビールフェチを公言してきて、何故今までこの飲み比べをしてきたことがなかったのか?

深く考えたことはなかったが、自分との対話の中でその答えが見つかった。


「オマエ、味の違いなんて正直分かんないんじゃねえの??」


そう、はっきりとその答えが出てしまうことを恐れていたのです。


よしんば、ビアソムリエの資格を有する私が、大手ビールの違いもわからないなんてことになると、資格はく奪か面汚しとして不名誉な賞を受賞してしまうかもしれない。

今回、そんな葛藤の中、飲み比べ銘柄当てチャレンジを断行しました。



さて、重苦しい空気になりましたが、気軽に読んでください。

(独断と偏見で神7にノミネートさせましたが、本当は赤星が結構好きなんですが、たまたま手に入りませんでした。)

ちなみに液色に若干の違いがあるので、ブラインドで試飲しました↓

エントリー№1【アサヒスーパードライ】
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日本初、辛口をキーワードに爆発的人気をほこり、今でもトップを走り続ける、オジサンたちがこよなく愛するビール。ドライであることに心血を注ぎ、その他のものはすべて捨て去った潔さが感じられる。

エントリー№2【サントリープレモル】

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とにかく素材にこだわった、コクと華やかなホップの香りが特徴的。これまでの日本ビール界の常識を覆すような衝撃を与えた一本。最近では泡に神が降臨して、もう手が付けられない次元に。

エントリー№3【サントリーザ・モルツ】

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独自製法でうまみにフォーカスした生まれ変わったザ・モルツ。絶妙に均衡がとれた飲み飽きない一本。先代のモルツとは打って変わって、新しいビールの客層を狙ったような、上品さがこの2代目にはあります。グッときます。

エントリー№4【サッポロ黒ラベル】

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サッポロといえば、麦芽まで独自に育ててしまうビールガチ勢。風味を劣化させる成分を排除した、旨さ長持ち麦芽で雑味なくすっきりとした味わいに。

キレと苦み、バランスがよくとても親しみやすい中道的なビール。男は黙ってサッポロビール。

エントリー№5【サッポロエビス】

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御年130歳を迎える、ドイツと日本のハーフ的なビール。深いコクとしっかりとした余韻、雑味なくのど越しも抜群。その出で立ちはゴールド聖闘士のよう。特別な日に飲みたい珠玉の一本。

エントリー№6【キリン一番搾り】

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一番搾り麦汁しか使わない、贅沢にもほどがあるビール。日本料理のお吸い物だって、研ぎ澄まされた繊細さを味わうため、一番出汁しか使わないですから、何か職人気質のこだわりを感じます。麦のうまみと甘みが特徴。

エントリー№7【キリンラガー】

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撮影し忘れたため、後日の晩酌から📷いくら一番搾りが売れても、いくらキリンが一番搾りのCMに力を入れても、キリンラガーがこの世から無くならないのは、この古株がやっぱりうまいから!

洗練されていないところが逆に心をくすぐられる不滅の一本。


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飲み比べてみましたが、、、結果↓



正解数  3/7

1スーパードライ→ ◎

2プレモル →ザ・モルツ ✖

3ザ・モルツ→プレモル ✖

4黒ラベル→キリンラガー ✖

5エビス→ ◎

6一番搾り→◎

7キリンラガー→黒ラベル ✖


惨敗ですわ。。

色々と講釈述べていたわりに。。

「こんなの見分けられなくて、ビールを語るんじゃあねえ!」

言われそうですが、く~~悔しい涙。


飲み比べてる最中、イップスに陥りましたわ汗

自分の舌が信じられなくなって、自信があった銘柄でさえ疑わしくなってきて脇汗、みたいな感じ。


いや、これ全国のビール好きは必ずチャレンジしてほしい!!

以外に普段愛飲しているビールを見分けられなくて、

(; ・`д・´)んんん゛

ってなるかもしれませんよ。


またいつかリトライしますm(_ _"m)





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