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着色されていても可愛いサボテン

4年ほど前に、家人がどこかでサボテンを買ってきました。100均なのか、ホームセンターなのか、園芸店なのかはわかりません。

鉢というか植えられていたポットの大きさは7センチ角くらいの、とても小さなものです。サボテン本体?は緑色で、トゲの部分は赤い色をしていました。緑と赤のコントラストがきれいだなあと思っていました。

ところがうちに来てからしばらくして、先端部分が何箇所か白く膨らんできて、やがてそれが新しい芽であることがわかりました。それらはゆっくりですが確実に大きくなっていきました。

最初は成長していくと、紅葉するみたいに緑と赤に変色していくものだろうと思っていました。ところが、そうではありませんでした。

写真を見てください。

下の方の大きな部分が元々の部分です
近くに寄って見るとこんな感じです
新たに成長した部分は、トゲの部分が白いのです

これはひょっとして色がつけられて売られていたものではないか、という疑問が湧いてきました。そこでChatGPTに聞いてみると

サボテンが着色された状態で販売されることがあります。着色されたサボテンは、ホームセンターなどで販売されています。これは、視覚的な魅力を高めたり、季節やイベントに合わせて特定の色に染めたりするための手段として行われることがあります。通常は食品グレードの染料や安全な着色剤を使用して行われ、植物の成長には影響を与えないように注意が払われます。

しかし、一部の人は植物を着色することに懸念を抱くことがあります。これは、着色された植物が本来の状態で成長することができなくなる可能性があるためです。また、着色された植物が染料や着色剤を含む場合、それが環境や健康に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

ChatGPT

やはり着色されて販売されていることがあるようなのです。興味深いのは、着色には染料や塗料ではなく、昆虫由来の色素を使用しているというのです。

サボテンの着色には、サボテンにつくエンジムシ(日本ではコチニールとも呼ばれる)という昆虫の雌の体を乾燥したものから抽出したコチニール色素が使用されます。コチニール色素は、天然色素の多くが植物由来であるのに対して、ほとんど唯一といってよい動物(昆虫)由来の色素です。

サボテンやその他の植物を購入する際には、製品のラベルや説明を確認し、使用された着色剤や染料が安全であるかどうかを確認することが重要です。

ChatGPT

まあ自然のものを使用していますから、優しいと言えば優しいのかもしれません。たぶん着色方法は、色素で着色された水に漬けて、引き上がるとトゲの部分に色素が残っているのではないかと想像します。金属メッキで言うところの「ドブ漬けメッキ」と同じではないかと。

その昔、ベニスズメは普通のスズメを着色して販売していたという話を聞いたことがあります。最近見かけないのは、動物虐待とみなされる可能性が高いからのようです。

では植物であるサボテンはどうなのか。ここで「植物虐待」とまで言うつもりは私にはありませんが、詐欺っぽかったり、なんか納得できないものがあります。

4年を経過しても順調に成長をしてくれています。新たに成長した部分は、元々の部分が楕円形なのに対して細長い状態で、更にその先がさらに分岐しようとしています。

いまは冬場ですから、断水して何もすることなく放置しています。夏場もサボテンですからかなり乾燥気味に育てています。

健気でとっても可愛いので、これからもしっかりと育てていこうと思った次第です。


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