見出し画像

山の高知のおすすめステイ オーベルジュ土佐山(高知市 土佐山)

高知のオーベルジュ土佐山に宿泊しました。ずいぶん昔の2014年の8月です。木を多用したモダンな建築としても有名だと思います。ここは今年で開業25周年になると思います。私が滞在したときで16年を経過していましたが、木部がいい感じの風合いを出していました。コンクリート製の建物は時間経過によって風合いを増すことは多くないと思います。ここオーベルジュ土佐山は、木の使い方がとても魅力的で、今は更に良い風合いになっているのではないかと思います。

ロケーションは高知の山の方です。車でないとアクセスはできません。高知の中心部から、宿泊者専用のバスが1日1便だけ運行されています。

すぐ前を東川という川が流れています。この川は四万十川には繋がっていません。

部屋にはヴィラ棟とホテル棟があり、私はホテル棟に宿泊しました。たしか一番狭くて安い部屋だったと思います。

私はこういう場所でテレビや音楽を聞くということはしませんが、部屋にはテレビがなかったと思います。代わりにB&Oのオーディオセットがあります。

せっかくのんびりしに来たのだから、風の音とか、川の流れとか、鳥や虫の声を聞きたいと思ってしまうからです。

間口の狭い細長い部屋です。窓から東川がよく見えます
バスルームにも窓があります。川とは反対側だった気がします。
ウッドデッキと水をうまく使ったデザインです

滞在は1泊だけで、あいにく天気は曇りでときどき雨が降っていました。こうしたテラスが何箇所かにあって、ここでぼんやりとワインを飲んでいました。風呂も露天があって、温泉ではないけど気持ちが良かったです。

エントランス側になる開放廊下です。
建物の周囲には水が流れています。
建物の周辺の散策路
川の反対側から建物を望みます
きれいな渓流
小さな棚田もありました
コンクリートとガラスと木の組み合わせ
夜の様子

では食事です。

カツオ!
鍋は美味しかったけど、高知感、オーベルジュ感は正直なかったです。とてもおいしいレストランです。

夕食の記憶よりも朝食をとてもよく覚えています。南国土佐っぽい内容でした。


オーベルジュ土佐山での滞在は総じて大満足でした。しかし一点だけ、ここはオーベルジュかと言われると私の中のオーベルジュのイメージとは異なります。規模も大きく、食事のレベルはとても高いけど、これはホテルと併設のレストランかなあと思います。些細なことですが、ホテルステイだと思えば最高の時間を過ごすことができるはずです。

WEBを見ると当時はやっていなかった日帰り入浴と食事のみの利用もできるようです。建築に興味があれば宿泊無しでもおすすめではありますが、ここはやっぱり川の音と風を感じてもらいたいと思います。

高知の中心街から車で30分ほどですから、市街地のビジネスホテル以外にこんな選択肢も時にはいいのではないでしょうか。

オーベルジュ土佐山の公式サイトはこちらです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?