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MIDIって、なに?

正式には、ミュージック・インストメンタルなんたら、かんたら、となります。簡単に書けば「音情報の詰まった」集まり、のことになります。

それでは「音情報」って具体的に、何のことでしょう?
一つの音符を記録して再生するには、次の4つの要素が最低でも必要となります。

1.音色:何の楽器の音で発音させるのかを数字で指定します。(トーンネームのこと)
2.音程:その音の高さを数字で指定します。(ノートネームのこと)
3.音長:その音の長さを数字で指定します。(ゲートタイムのこと)
4.音強:その音の強さを数字で指定します。(ヴェロシティのこと)

以下、この4つを少し詳しく書いていきますね。

「音色」(トーンネーム)について
楽器に割り当てられた数字には、世界共通の約束事として「GM規格」が、あります。
ジェネラル・ミディの略で、これのおかげで、世界中の誰の環境で再生させても同じ音色で聴くことが可能なのです。
ただし数字上、128の壁があるため、基本的な音色としては127種類となります。

DTMにおいては音色って一番大事な要素となるので、音源のメーカーによっては独自に音色を追加したくなりますよね。
そういう独自の音色が自分の好みなら、その音色を持つメーカーの音源をユーザーは使ってみたくなります。ここでは2つのメーカーだけを取り上げておきましょう。

ローランド系の音源では「GS規格」で指定すると、GM規格よりも多くの独自の音色が使えます。
ヤマハ系の音源では「XG規格」で指定すると、GM規格よりも多くの独自の音色が使えます。

私は両メーカーの音源を使ってますので、音色の特徴などは次回に書きますね。

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