![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31440845/rectangle_large_type_2_4cc76aae86a5c66f3b996c08727f9e0a.jpg?width=800)
音程(ノートネーム)って、なに?
音の高さを数字で指定します。
ピアノという楽器の前に座っていると想像してみてください。白い鍵盤と黒い鍵盤がズラッと並んでいますよね。普通のピアノでしたら一番低い音から一番高い音までで、全部で「88」あるのです。
ピアノは1台でオーケストラが出す音を表現できるほどですので、数字的には88で十分なのですが、コンピュータの世界ですので、128がここでも登場します。0から127まで使えるという事になります。
では、実際には、どう割り当てられているのか。下からでも上からでも、ややこしくなりそうです。なので、ここは「ド真ん中」から決めていきました。
128の真ん中は64。ピアノの鍵盤の真ん中の「ド」を64としたのです。そこから半音づつ低い音の方へいくに従い数字も小さくなっていきます。高い方へは、その逆で数字が大きくなっていきます。
ここで余談となりますが、ピアノの鍵盤数のことを、ひとこと。
さきほど「普通のピアノ」と書きましたが、世の中には、そうでないピアノも録音や演奏会で使われいます。
有名なところでは、ベーゼンドルファーというピアノがあります。
これの特徴は、低音部が拡張された92鍵および97鍵のピアノになってます。
普通に88鍵のも発売してますが、ベーゼンドルファーといえば、低音域拡張となります。
なぜ、こんなことをしているのかというと、より低い音を出すためには、もっと丈夫で太い弦を張ることになり、そちらへ拡張することにより、88鍵よりも豊かな響きを出せるようになるのです。
そう「ポイント」は「響き」です。専門的には「共鳴」させた時の響きの豊かさですね。
なので、拡張させた低音の鍵盤を実際に指で弾くことはありません。
88鍵に慣れているピアニストが、間違って弾かないように、拡張部分に以前は蓋がかぶせてありました。今は、白鍵を黒く塗りつぶしています。
次回は、だいぶ話しを戻して、「音の長さ」のことを書きましょう。
よろしければサポートお願いします。気に入った記事の購入及びポケットスコア等、音楽関連書籍に使わせて頂きます。