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理学療法士のイギリス大学院留学~なぜCardiff University?~

ご覧いただきありがとうございます。

本項では、

なぜCardiff Universityにしたのか?

についてお話させて頂きたいと思います。

自己紹介でも簡単にお話しさせて頂きましたが、2017年9月~2019年3月までの期間、Cardiff University MSc Sports and Exercise Physiotherapy course に大学院留学しておりました(実際に向こうに住んでいたのは2017年6月~2018年6月です)。

Cardiff Universityを選ぶに至った経緯、理由等、具体的にお話しさせて頂きます。



まず出願する大学を選定する

前項でもお話させて頂いた、検索サイトを使い、候補の大学院を探し続けました。

最も重視したのが、

①Sport

②Physiotherapy

③Rehabilitation

の3つです。

これまた前項でお話させて頂いた、①学びたい分野 ②予算から選考するために、ワードやエクセルを使用して1つ1つまとめて比較しました。

結構苦労しましたが、ホームページの内容をまとめただけなので、一部公開させて頂きます。

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最後まで絞った大学 - courseがこの3校です。

1. Cardiff University  -  Sports and Exercise Physiotherapy course

2. Leeds Beckett University  -  Sports therapy course (現在はSports and Exercise Therapy courseに名称変更)

3. Bangor University  -  Applied Sport and Exercise physiology course

詳細はリンクを貼らせて頂きましたので、確認していただければと思います。

第一志望としては、Cardiff Universityでした。まずコース名にPhysiotherapyがついている事。そこはかなり重視しました。しかし、検索の中で見つけたのは、このCardiff UniversityとMiddlesex Universityのみでした(今はSport Physiotherapy and Exercise Medicine courseはありませんでした。Sports Rehabilitation courseは有り)。

Middlesex Uni.は、学びたい分野としては理想的、学費も範囲内ではありましたが、ロンドンにあることから、家賃含めた生活費や治安等を考えたときに、候補から外れる形となりました。

完全にCardiff Universityしか行く気無かったのですが、失礼ながら滑り止めのような形で、Leeds Beckett,Bangor Uni.にも出願することに決めました。

出願の流れに関しては、別の項で具体的にお話しさせて頂きます。

Cardiff Universityの紹介

私が進学いたしました、Cardiff Universityについてお話しさせて頂きます。

・国立大学

・創立:1883年

・本部:ウェールズ カーディフ市

・学生数:130ヵ国以上の国から31500人以上

・コース数:大学院だけで200コース

ラッセル・グループに所属

カーディフってどこにあるの?

ここです。立ち位置的にはウェールズの首都になります。

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Cardiff Universityが街の中心にあり、(言い過ぎですが)ほとんどの建物がCardiff University所有の建物になります。わかりにくいですが、赤が大学の施設・建物で、青が大学所有の寮となります。

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その中心にはStudent Union(学生自治体)が運営する建物があり、クラブやバー、フィットネスクラブ、スタバ等も入っており、学部生や留学生がたくさん集まっています。結構な頻度でイベントも開かれてました。

Pre-sessional English Course(Summer course)

コースについてです。

他の大学にもあるとは思いますが、Cardiff Universityには、大学院(Postgraduate course)入学前に、留学生を対象とした、英語コースがありました。出願時に英語のスコアが取れていない人や、取れている人でもアカデミックな英語に慣れる事や、カーディフでの生活に慣れる事を目的に志願する学生がたくさんいました。

英語のスコアに応じて、20週間、12週間、8週間、10週間とコースが分かれております。

本コースへの入学が9月のため、その前のコースになり、Summer Courseとも呼ばれます。

そこでは、中間テスト・最終テストがあるのですが、そこで合格しなければ、即帰国というかなりシビアなコースとなっております。

詳細については別の項でお話しさせて頂きます。

Sports and Exercise Physiotherapy Course

概要です。

School of Healthcare Sciencesという学部に属しています。

1999年に創設され、Association of Chartered Physiotherapists in Sports Medicine (ACPSM、公認スポーツ理学療法士協会)やInternational Federation of Sports Physical Therapy (IFSPT、国際スポーツ理学療法連盟)の求めるコンピテンシー(能力)に基づいて、コース内容・履修科目が設けられており、国際的に活躍できるスポーツ理学療法の知識・技術を得ることを目的としたコースとなっております。

前項でもお話しさせていただいた通り、Taught Courseに進学したこともあり、科目履修型のコースとなります。

他のPhysiotherapyのコースなどは、科目を選択できたのですが、私の進んだ、Sports and Physiotherapyのコースは以下の4つの必修科目が既に決められているコースでした。

・Research methods and health improvement in health and social care

・Science of Performance and Injury in Sport

・Assessment and Treatment of Sports Injuries

・Sport and Exercise Participation

素敵です。まさにこれです。4つが4つとも魅力的であり、私自身が求めていた、学びたい内容が履修科目名からもわかりました。これにプラス修士論文(dissertation)でマスター(修士)の学位が得られます。修士論文を書かなければ、Diplomaという事になります。

さらに、これだけでなく、私がCardiff Universityを第一志望とした最大の理由といっても過言ではない一つが、Nicola Phillipsの存在です。彼女は理学療法士であり、本コースの教授・ボスになります。そんな彼女は、IFSPT、国際スポーツ理学療法連盟の元理事長だったのです。さらには2012年のロンドンオリンピックにおいても、理学療法の部門で重要なポストを担っておりました。そんな彼女の授業を受けれること、お話しを聞けることだけで、私の気持ちとしてはCardiff University一択でした。

本コースに進んだ後、あるネイティブのクラスメート(マイケル)に「なんでカーディフを選んだの?」と聞いたところ、「国内では一番有名な大学だからさ」と言われたことがあります。マイケルに直接聞くまでは、そんなこと知りませんでした(マイケルの個人的な感想かもしれませんが・・・)。

さらには、ウェールズ・カーディフという街の魅力です。Cardiff Universityを中心に街が広がっており、先程載せましたマップ上の緑の箇所はすべて公園です。downtownにはショッピングモールもあり、何でも揃います。日本食レストランが少ない(正式には無い、詳細は後程の項で)のが難点でした・・・

家賃の安さとしても以下の通り。

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やっぱりロンドン高い・・・(約10万円)。それに対してカーディフは約半額です。学生にとってはかなりありがたいですね。ちなみに私は最初のSummer Course中の3か月は大学所有の寮に入って、その後本コースでは自分で家を探して、シェアハウスに住んでおりました。275£/月+光熱費でした。それに関しても詳しくは後述します。

そんなこんなでCardiff Universityへの進学を決めた私です。次の項はいざ出願です。「出願までの流れ」具体的にお話しさせて頂きます。


内容は以上です。
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今回は留学費用の予算をエクセルでまとめたものも有料範囲内で載せてます。行く前に出した試算ですので、ご参考までに。


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